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友美ちゃんのコナン小説の引き継ぎです。
安室 透×榎本 梓 ペアを書いていきます。
3:和葉◆Uo 次から私のオリジナル小説です!:2018/04/25(水) 20:17 ID:p36 閉店後のポアロにて…
「安室さん、安室さんは好きな人とかいないんですか?」
掃除も終えて、今は仕事後のコーヒーを飲んでいた。
「梓さん、えっ!何です?急に。」
「だって、気になるんですもん!安室さん、絶対人気あると思うのに付き合ってないので、好きな人いるのかなと。」
間違ってはいないが、ここで言うわけにはいかない。
黙っていると…
「やっぱりいるんですね!」
「それは、プライバシーですよ。」
「じゃあ、やっぱりいるんですね。けちくさいですよ!」
「そうですね。決着がついたら、言ってあげますよ。」
(あなたにね)
その言葉は飲み込み、何の決着かも言わなかった。
それでも、納得していないであろう彼女に、今度は僕が話題を振った。
「僕のことより梓さんこそどうなんです?」
「え……」
「何か悩みでもあるんですか?」
「……気のせいかもしれないけど、最近 後をつけられている気がするんです。」
「…………え?」
それは思いもしていなかった言葉だった。
つけられているつまりストーカー被害を受けていることになる。
確かにポアロには梓さん目当てで来る客も多かった。
でも、
今まではストーカーまで行く客はいなかったはずだ。
安室の頭にはもう一つの可能性が浮かんだが、すぐに消えていった。
それは、『組織の人間がストーカーをしている』という考えだ。
しかし、理由が全くといっていいほどない。
以前、ベルモットに梓さんの写真を撮られていたが、僕もベルモットの秘密を握っている。
そもそも、一般人に尾行がバレるというミスを組織の人間がするわけがないのである。
「誰か、心当たりはないんですか?」
「それが…無いんですよ。つけられるのも夜 ポアロから帰る時だけですし、勘違いかなって思ったりもしたんですけど…」
「よろしければ、僕が調査しますよ。」
「えっ⁉ でも、そんな悪いですよ。」
「全然 、そんなことないです。今まで僕は梓さんにお世話になってますから、恩返しさせてください。」
平静を装うのに必死だった。
いつも通りの口調ではあるが、心の中は煮えたぎっていた。
「本当にいいんですか?」
「えぇ、もちろん!」
「ありがとうございます!安室さんがいると安心できる気がします。」
「そ、そうですか?」
「うん、そうですよ。」
「梓さん、とりあえず今日は家までお送りします。」
「ありがとうございます。」
車の中…
「いつ頃からですか?」
「おかしいと感じたのは、1ヶ月ぐらい前です。」
「そんな…。もっと早く相談してくれれば…」
「なんか厚かましいかなって思って…」
「そんなことないですよ、だってあなたは僕の……」
「え?」
「いえ、気にしないで下さい。とりあえず今日は家まででいいですか?」
「はい、家に着けば視線も感じませんし…」
「はい、ほんとにありがとうございます。」
ペコリと頭を下げた梓はアパートの中に入っていった。
あ
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