時空のやつの小説は初めてだなぁ
助言よろしく!荒らし消えろ。
んでスタート!
ずっと何億年前のこと
大地を作り上げた神は時間を操る力を持った。
そしてこの世に『時間と空間』というものができた。美しく流れていく川というものに、その生物たちは驚いた。火という便利なものに人類は驚いた。
すべて、この世において必要なもの。大地は緑になり、色とりどりの花は日にあたり、輝く。
そして、その神は初代『時空神』になった。
それから数億年
とある病院で重大な病気にかかった少年は苦しそうに松葉杖をつきながら息を切らしている。
彼は父と母がいない。ゴミ置場に置かれていたそうだ。しかも彼は病院の中で皆にいじめられている。
他の子どもたちには足を掛けられて立ち上がるのも遅いために立ち上がろうとすると蹴られたり殴られたり、職員には他の子どもの食べ残し(栄養がまったくない)を食べさせられ、だから彼はいつも痩せているのだ。
彼の唯一の楽しみは時計の針の音を聞くこと。
聞いていると、とても心が休まる。壁一面にさまざまな時計を置いていて、どれも個性的だ。
ある日
彼がいつものように廊下を歩いているといつもの連中が向かい合わせで立っている。
突然、クビを掴まれ壁に彼は打ち付けられた。
周りでは、クスクスという笑い声が聞こえる。
彼は立ち上がろうとしたが足が動かせなくなっていた。捻挫したようだ。彼はされるがままにされ、血だらけになっても逃げ出せれない。しまいには、腹を切り、内臓を取り出された。彼は死んだ。
彼の死体は部屋の時計と一緒に焼かれた。
そして、彼の漆黒の魂は時計と共になり、
彼は『時空神』となった。青く、死んだような瞳。
操り人形のような痩せた体。右手には、彼の怨みが宿る輪廻杖というものを持つ…。彼は、あの忌まわしき病院へ向かい、
『超天夢幻輪廻』
病院のすべての人が紅い肉の塊になった。
いわゆる、大量虐殺だ。
ふと、後ろで暖かい気が差した。ヒヤシンスの花のような、ふんわりした感じ………。
それにつられ、辿り着いたは、当代エンマの妖魔界。
自分の妖魔界とは比べ物にならないほどとても美しく、賑わっている。気づくと、さっきの気は消えている。ああ、この気配は……。