此処は幻想郷。妖と人間たちが仲良く暮らす場所。といえど、ここは霊夢達の生まれるずっと前。
ルーミアがただの人喰い妖怪だった時の話。
誤字脱字が多いと思います
人喰い妖怪 あなたは食べていい人類?
と、森に迷い込んだ村人に聞く姿は金髪でいかにも幼女、と言う見た目をした可愛らしい少女だった。
村人は一瞬びっくりしたものの、相手は幼女のようだし、仮に襲ってきても負けはしないであろう。そんな一瞬の安堵が
命取りだった。人喰い妖怪は、
答えないってことは、いいってことよね?
と呟き村人を捕まえる。村人は成人している男で、身長等も平均はある。そんな男を人喰い妖怪は1.2時間ほどで平らげてしまった。
んー食べなきゃ死ぬけど、めんどくさいわよねー、
と一人静かに呟いた。
人喰い妖怪 彼処は人里ね。でも村の人間はおろか、人間を食することも原則禁止なんだっけ?まぁ、人喰い妖怪に
人間食うなっていうのも酷な話よね。
と、自己満足気味にいうと村をみる。
行くだけなら食べないし、いいよね。
人喰い妖怪 夜だから見つかりにくいかな。洋服も黒いし。髪は〜まぁ、黄色いけど目立つリボンもしてないし、
平気かなぁ?あーあこんなに人間がいるのに一人も食べられないなんて〜何か悲しくなってくるしお腹空きそうだし帰ろっかな。
翌朝、人喰い妖怪が目を覚ますと、上から隙間妖怪が覗いていた。
紫隙間妖怪よく眠れたかしら?
人喰い妖怪 誰だ、、、?あ、前の。
忘れもしない。(忘れてたけど)あの妖怪は私をこの幻想郷へ連れてきた張本人。
確か、八雲紫と言って、この幻想郷を作ったうちの一人で、金髪の長い髪を前で二つに分け、リボンで止めている。
(私説明下手なので調べてください)
人喰い妖怪 何の用?
紫 貴方、ここへきたばかりでしょう?で、人間を食べる。己の胃を満たす為だけに。己の欲を満たす為だけに他人の命が消えて行く。残酷なことですわ。
人喰い妖怪、、、何がいいだいんだよ?
紫はにやり、と笑った。〜第一章完〜次回は二章です。
ー第二章ー
穏やかな昼下がり、人里にある寺子屋で勉強を教えていたワーハクタクである慧音は
午後の授業の始まりが近づき、子供達に呼びかけていた。
慧音 おーい、授業始めるぞ〜、、、ん?
紫 はぁ〜い。半人半獣?新しいようか、、、ごほん、生徒、用意してきたわよ。
紫は大体の妖怪に対し、軽い感じである為、こんなことは珍しくはなかった。
人喰い妖怪 、、、。誰?
慧音がいや、こっちのせりふだけど、というのと、人喰い妖怪が帰ろうとしたのは同時だった。
いや帰らせないわよ。、と紫がいうと人喰い妖怪は、すぐに
残酷なことですわ、と、紫の真似をして言った。
人喰い妖怪は、結局紫と慧音に見張られ、最後まで受けることになった。
慧音 人喰い妖怪〜?分かってるのか?寝るなよ?
んなこと言ったって、周りは人間の子供しかいないし、授業だってつまんない。いるのはせいぜいバカな妖精たち。
あーあ、つまんないのー。
人喰い妖怪は、ボソッと言うと慧音に聞こえたのか、聞こえていないのか。
はぁ、とタイミング良く溜息をついたのを人喰い妖怪は聞こえていた。
午後の授業も終わり、皆が帰ろうとした時、ポツ、ポツと雨が降ってきた。
やばー!帰んなきゃー!とガヤガヤしていたとき、誰かが言った。
最悪〜!
すると皆も口々に、雨なんか〜!本当〜勘弁よね〜!と、皆のストレスの声がたくさん聞こえてきた。
人喰い妖怪は自分の身体が急に闇に包まれ、心臓が飛び跳ねるのを感じた。
人喰い妖怪 何?今の?
急に立ち止まった人喰い妖怪をみて異変を感じた慧音はどうした?と聞いた。
人喰い妖怪はこの闇が見えていないのか、聞きたかった。聞こうときた。
聞けなかった。
(修正です。聞こうときた、でなく、聞こうとした、です。あと二章は終わりです)
10:kamito◆AM ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒:2018/09/07(金) 19:40 ID:qb.ごめんね、読みにくいので少し間隔空けてくれると嬉しい。
11:レミリア:2018/09/07(金) 22:37 ID:wOc (コメントありがとうございます開けてみますね)
人喰い妖怪は夜の間ずっと考えていた。夕方、自分の体に起こった急なあの、言葉では表せないような感じは何なのか。
紫:藍、明日、少し人里を見てきてくれるかしら。気になる妖怪がいるのよ。
翌朝、夜遅くまで眠れなかった人喰い妖怪は、起きるのが遅くなり、少し寝不足でもある為、藍の気配に気がつかなかったが、
その方が藍や紫には都合が良かった。結局、人喰い妖怪はその日、時に何も起こることはなく、いつも通りだった。
ただ、一点を除いては。
人喰い妖怪は、人里や妖怪の山に行くたび、たまにあの“感じ”を感じていた。
その度、急に立ち止まる、と言う行動を繰り返していた。
人喰い妖怪:なんなの?この感じは。こんなの初めてよ。ん?
そんな感じでずっと愚痴を言っているとサク、と言う音がした。
慧音:こんなとこに住んでんのか?
物珍しそうにあたりを見回す慧音。
人喰い妖怪:けーね?!
驚きのあまり、とっさに出てしまった。
慧音:先生よ。せ、ん、せ、い、わかる?
人喰い妖怪:チョツドナニイッテルカワカンナイ。
人喰い妖怪はキョトンとして見ると、慧音は微笑んでいた。
慧音:て、んなことはいいのよ。ほら、午前の授業が始まるわよ。絶対来なさいね。
口調こそ丁寧であるが、その裏には、何というか、
こないと潰すぞ、的な怒りのようなものも垣間見えていた。
人喰い妖怪は仕方がなく山をおり、寺子屋へ向かった。
紫:進展はあった?
藍:いえ、たまに動きが止まる、と言うこと以外は。
そう、と紫が返すと、藍はお辞儀をして去って行った。
同時刻、寺子屋
寺子屋では人喰い妖怪の受け入れ会もとい、歓迎パーティーが開かれていた。
幻想郷ではあまり派手なパーティーのようなことはない為、
村の子供達はたいそう喜んでいた。
歓迎会もそろそろお開きと言う時、こどもがちかづいてきて、人喰い妖怪に言った。
子供:ねぇ、名前はなんていうの?
人喰い妖怪:名前?何それ?食べ物?
子供: ないの?ほら、人喰い妖怪とかじゃなくてあなた一人を呼ぶ名前。私はあいか。人間は名前じゃない。
人喰い妖怪は、ずっと人喰い妖怪と言う種族名でしか呼ばれていなかったことに気付き、涙が溢れた。
酷いこと言った?と心配するあいかに、
人喰い妖怪はぶんぶん、と首を横に降り、掠れた声で、
違う、と呟いた。
あいかは元気は人一倍ある子供でいつも他の子供のしたがらないような行動を単なる興味としてやったりしている為、
仲の良い子は大勢いるものの、何人かからは距離をおかれていたりもする。
そんなあいかだからこそ言えた言葉なのかもしれない。
じゃあ、あなたはルーミア!響きが可愛いし、よくない?もとは先生が授業で言ってたルーメン?だったかな?なんだけど
胃とかの意味らしいしぴったりじゃない?ルーメンだと男っぽいから、ルーミア!ね?いいでしょ?先生、いい?
人喰い妖怪もとい、ルーミアは喜びでたまらなくなり喜ぶあいかの隣で泣いていることしかできなかった。
結局、その日ルーミアは泣いていただけで、住処へ帰っても、ずっと心の中で、
ルーミア、ルーミア、と目を赤く腫らして笑っていた。
翌朝、紫が目の前で隙間を開き、そこから上半身だけを出して、ルーミアの顔を見ていた。
紫:昨日はお楽しみ会?だったかしら。たのしめた?人喰い妖怪さん。
ニコニコしながら言うゆかりにイラつきながらも、ルーミアは冷静に、
私は人喰い妖怪なんて名前じゃないわ。ルーミアよ。と勢い良く返した。
そういって人里へ向かうルーミアを尻目に
あら勉強熱心になったものだわ、と少し小馬鹿にしならがら呟き隙間の中へと消えて行った。
(次は慧音ともこうの話作ろうかと思ってます)
17:主:2018/09/08(土) 13:28 ID:wOc その日、ルーミアは人喰い妖怪と呼ばれることはなく、みんなにルーミア、と呼ばれ、ご機嫌だった。
と言うのも、人喰い妖怪と呼ぶと、私はルーミアよ。と訂正してくるから、と言うのもあるだろう。
慧音やあいかはルーミアの成長を喜び、誰一人、異変など疑っていなかった。ただ、一人、幻想郷の賢者を除いては。
紫は、ルーミアの能力がで始めていることにいち早く気づいていた。
紫は、藍たちにさえ黙り、1人でルーミアを見ていた。
その日、紫は、ルーミアをとある場所に呼ぶと、能力がで始めている、ということをせつめいした、
ルーミアは意味もわからず、ただポカン、と口を開けていた。
紫は分かっていないルーミアに呆れるも、そのままこう続けた。
貴方には能力があった。それが今出ている。おそらく、闇を操る程度の能力。
闇とはすなわち、夜や人間の心の闇。だから、人間のストレスを感じるとあなたに闇が溜まっていく。
夜は幻想郷にも、外の世界にも大切なもの。世界の理のバランスを保つ為に大切なもの。されど、
溜まり過ぎては危ないかもしれない。
前の幻想郷にもあなたのような能力を持った妖怪はいたけれど闇に飲まれてしまった。
最後の言葉にルーミアは驚きと恐怖を隠せなかった。
わ、私、し、しぬ?死んじゃうの?
そのルーミアを慰めるようにルーミアの手を取り、
大丈夫、と紫が耳元で囁いた。
ルーミアは気がつくといつもの住処にいた。夢かと思った。が、手に何が握っている。
それは、紫で、薔薇のように綺麗だった。
置き手紙には、あいかの字で、能力なら大丈夫、この花の花言葉は、希望 なんだよ。と書いてあった。
希望。それは、光のようにルーミアを照らした。
寺子屋に行って、あいかに花の名前を聞こう。
隙間妖怪も、あいかも、けーねだってきっと、大丈夫って言ってくれる。
その日の授業で、好きな言葉を書く、習字の時間があった。ルーミアはみんなが悩んでいる間、素早く、
だいじょうぶ、と書いた。始めて書いた習字のルーミアの字は綺麗とは言えないが、とても自信に溢れている字だった。
放課後、あいかにあの花の名前を聞いた。
あいかは満足気に、
トルコキキョウていうの。白とかピンクもあるんだよ。と。
ルーミアは自分の見ている世界は小さいと思った。
ルーミアはあいかとの帰り道、いろんなことを話した。
あいかも能力のこと知ってたんだね。とか、人食い妖怪でも、人じゃなくて、別のお肉も美味しいでしょ?とか、
野菜もあるんだよ。とか。二人の会話はほとんど、食のことだった。ルーミアは飴が気に入ったらしく、
喜んで話していた。
二人はルーミアの住む山の麓で別れ、家へ帰って行った。
今日も、いつもと同じようにあいかとしゃべり、あいかと家へ帰る、と、そんな時、慧音が声をかけて来た。
慧音:あ、ちょっと待って。仲いいのは分かるんだが、たまにはみんなで帰ってくれない?
あいか:え、と、、、あっ、
あいかの異変を察し、ルーミアはあいかにどうしたの?と聞いた。
あいか:えっ、ううん。なんでも、どうする?ルーミア?
ルーミア:いいけど。
そういうと、慧音は良かった、といって寺子屋へ戻って行ってしまった。
あいかは気まずそうに、ただ一点を見つめていた。
あいかの視線の先には、あいかをよく思っていないであろう、地主と、その地主と仲の良い父親を持つ三人組、
ゆら、りお、みさきがいた。
ゆらとりおは髪を一つでまとめていて、みさきだけが下ろしていた。
ゆらとりお、みさきは、帰っている最中も、
さらっと、人食い妖怪となんてよく仲良くなれたね、と、ルーミアには聞こえない声であいかにいう。
あいかはただ笑って、ルーミアだって、他の子と変わんないよ。とルーミアに聞こえない声で言った。
ルーミアはこの日からあいかと、寺子屋のみんなと帰ることが多くなった。
今日は土曜日。寺子屋は休み。慧音もいない。しかし、
寺子屋の門をよじ登り、寺子屋の中へ入ろうとしている、
薄い黄色の髪を肩まで伸ばし、黒いワンピースをきた少女。
ルーミアだ。休みの寺子屋に何をして来たのかと思えば、寺子屋に使っていた筆を忘れたらしい。
ルーミア:あーあ、なんで休みの日に来なきゃいけないのかしら。まぁ、私が悪いけど。
あいかもいなかったし、仕方ないか。、、、ん?あいか?
寺子屋へなんとか入り、教室まで来たルーミアはただ一人廊下で突っ立ているあいかを見つけ、声をかける。
あいかー!
あいか:ルーミア!?なんで、、、
名前を呼ばれるまで気づいていなかったあいかは驚いていう。
ルーミア:いや、筆忘れちゃって。
あはは、と笑うルーミアに対し、あいかは笑わず、ルーミアを見ていた。いつもなら笑い上戸なあいかは
人が笑えば無条件で笑ってくる。のちのバカルテットにはいるルーミアも異変を感じたらしく笑をやめ、
その場に変な、いやな、空気が流れた。ルーミアは、空気なんだから空気読めよ。という
意味のわからないツッコミを心の中でした。
季節は秋、秋の妖怪達が喜び、闇を操る程度の能力も、落ち着き、急に闇が襲うこともなくなっていた。また、
ルーミアもすっかり寺子屋に慣れ、気がつけば、もう半年経っていた。
その日もあいかと寺子屋のみんなと帰っていた。最初の頃と比べ、ルーミアに話しかける子供も多くなっていた。
その日は慧音もいた。
秋といえど、日が落ちるのは早くなっているからだとか。
ルーミアはすっかり人喰いをやめ、あいか達人間の食べ物を口にする様になった。
しかし、その日は居残りの生徒が多く、慧音が夕飯をおごってくれることになった。
ルーミアは人一倍食べたにもかかわらず、何事もなかったように、デザートを頼み始めていた。
慧音がおい。何かってに頼んでるの。と言っても生返事。
結局誰よりも一番食べたルーミアは、方向が同じだったあいかと慧音、何人かの生徒達と帰っていた。
満足気にルーミアは生徒達の方を見た。すると、
グゥゥゥゥゥゥ。
と、ルーミアからお腹のなる音がした。
みんな話をやめ、いっせいにルーミアの方を見る。しかし、
一番混乱していたのはルーミアで、ルーミアは
え?今、、、お腹、、、鳴ったの?食べたばかり、、、なのに?
と、心の中で思っていた。
しかし、そんな気持ちが顔に出ない訳もなく、ルーミアの顔は死んだ様に、暗かった。
慧音は何かを察し、
慧音:ルーミアは、食いしん坊だなぁ~!人一倍食べただろー?
と、笑に変えてくれたが、あいかはへんなところに鋭く、笑わずにルーミアと慧音の顔を見ていた。
あの日からルーミアは、寺子屋へいけなかった。寺子屋へいけば、あいかを、慧音を
タベタイと思ってしまいそうだから。怖かった。
最初はあいかも心配して来ていたが、とうとうこなくなってしまった。そして、あの闇の感覚をまた感じるようになった。
この闇は人間達ではなく、自分からてでいること、あいかと会えばきっと楽になること。ぜんぶわかっていた。でも
やはり寺子屋にはいけなかった。
ルーミアはただ、あいかのくれはトルコキキョウを眺めながら、なぜあいかすら来なくなったのか。
気になったルーミアは、誰にも気づかれない様に、教室へ近づいた。
というのも、もうみんな帰ったはずの教室に人影があったから。
こっそりと中を覗くと、あいかが例の三人組にいじめられていた。
あいかは暴言を浴びせられ、ゆりには暴力をされた。
あいかが来なくなったのはこいつらのせい。なのに、私はあいかを追い詰めるかの様に一緒に帰ったりしていた?
みんなと仲良くなれたとこあいかに見せたかったのに。私はっ!
その瞬間、感じたことのない量の闇がドッ、と押し寄せて来て、体を闇が包んだ。
そして抑えが効かなくなり、ルーミアは気づけば、なくあいかの前で三人を頬張っていた。
ルーミア:あれ?これじゃ、ただの人喰い妖怪じゃない。だけど、愛かをいじめたこいつらが許せない。
許さない。ユルサナイッ!
食べ終わるとはぁ、はぁ、と息切れしていた。あいかの方をみると、見たこともない顔で怖がっていた。
まるで、友達ではなく、人食い妖怪を見る目で。
あいか?泣かないで?という人食い妖怪の目には涙が浮かんでいた。
でも、三人も食べてしまっては、目の前の人間を食べないなんて選択肢はない。
手を伸ばした時、あいかのくれたトルコキキョウが目に入った。その瞬間人食い妖怪は怯み、
少しだけ、我に帰ったようだった。そのとき、慧音が扉をガラっと、勢い良く開けた。
目に飛び込んだのは血だらけで愛かに手を伸ばすルーミア。そしてそれを怖がるあいか。
慧音はルーミアを抱きしめ、闇を止めようとした。すると、あいかは立ち上がり、何処かへ行ってしまった。
人食い妖怪はさらに闇を蓄え、もう慧音には抑えられなかった。それでも慧音は必死に、
ルーミア。ルーミア。ルーミア!と名前を読んでいた。
人喰い妖怪の内に眠るルーミアに戻ってきてほしかった。
10分ほど叫んでいても、ルーミアの闇は収まらず、ただ、人食い妖怪から出る闇を吸収して行った。
すると、今度は初代博麗の巫女が来た。その後ろにはあいかの姿。
あいかはルーミアを見放したわけでも、嫌いになったのではなかった。ただ、闇に溢れた親友を助けたかった。
でも今更叫んでも目を合わせても意味はない。
隙間から見ていたゆかりはあの時と同じ結果になってしまう。そう思ったが、
私の出る幕ではない。そう言って隙間を閉じた。
博麗の巫女は、ここまで行けばもう頃さないとよ?お嬢ちゃんは出た方がいいわよ?
あいか:ダメですっ!ルーミアを頃したら私がお前をコロス!
そう叫んだあいかは泣きながらルーミアを見て
ルーミアぁ。とつぶやいた。
現在の博麗の巫女が強引なのは元かららしい。
仕方がなく博麗の巫女は、お札を二枚とりだし、
博麗の巫女:こんなの本当は嫌なのよ?だから一つ確認。
今札を貼れば闇も収まり、きっと元に戻る。でも、こいつがルーミアであることに代わりはない。されど、ただ目的もなく、人の闇を周りにつけ、死ぬまで彷徨う。それでもいい?
あいか:死なないんなら、私を忘れようが殺そうが構わない!早く!
博麗の巫女:まぁそう焦らず。
そういうと表情を変え、はあっ、と叫び、ルーミアの髪に向かって札を投げつけた。
すると次の瞬間、ルーミアの髪に巻きつき、
ルーミアには取るどころか、触ることの出来ない、赤いリボンがつけられた。
すぐにルーミアは、戻り、札を撮ろうとした。すると、バチッ、と電流のような揚力で拒まれてしまった。
あいかは、赤いリボン似合うよ。と言ってにっこり笑った。
あれからルーミアと慧音そして、あいかは5年程一緒に勉強し、一緒に卒業した。
それから何十年も経ち、現在の博麗の巫女、霊夢やチルノ、魔理沙ともに、散歩していた。
寺子屋の隅にひっそりと一輪の花が咲き誇っていた。
霊夢:ん?紫の花?珍しいわね。
チルノ:そんなんただのスミレか雑草よ。
魔理沙:いや、スミレではないな。
ルーミアはぼそりと、これはトルコキキョウだよ。と言って、
珍しいから、と言って花を摘もうとした魔理沙を全力で阻止した。
その花は今、慧音に手伝ってもらって寺子屋の元教室にある鉢に植えている。その花に、
あいか、
という名前をつけた。
これで終わりです。どうでしたか?
29:ぬし:2018/09/09(日) 01:25 ID:wOc次回はけいねともこうでも書こうかな。
30:主:2018/09/10(月) 18:28 ID:wOcあげー
31:主:2018/09/10(月) 18:38 ID:wOcあげー
32:彩葉:2018/09/11(火) 22:32 ID:wOcあけあげ
33:彩葉:2018/09/12(水) 22:22 ID:wOcあっげあっげ。
34:風間君:2018/09/17(月) 14:11 ID:wOcあげ
35:レミリア:2018/10/14(日) 23:03 ID:l3cあげー
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