Undertaleの二次創作スレです。P√後の恋愛系中心に書いて行きたいと思います。
主は文才も無い、Undertaleについてそこまで詳しく知らない未熟者なので、ミス等ありましたらご指摘頂きたいです。
ただの1コメントでまとめた「長文」、コメントを分けた「小説」があります。そこは注意お願い致します。
自己満足の世界なので、「このカップリング嫌い」等の書き込みは止めて欲しく思います。それ以外の応援コメント、アドバイス類は受け付けておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
ボクはただ、貴方と結ばれたい訳では無くて。…別に、結ばれないとしても、見ていられるだけで、話が出来るだけで、それで良かったんだ。
あわよくば、とは思った。その後の未来をも夢に見た。でも、果たしてそれで良いのかと。まだ貴方がボクと同じ気持ちかも分からないと言うのに。嗚呼、ボクは欲張りだね。そうであって欲しいと願う気持ちが、日々強くなって。それでも、それを口にする勇気は無いのだから。ボクってほんと、弱い生き物だと思う。
(続きです)
「ねえ、ボクが貴方を好きだと言ったら、どうする?」
突拍子も無く問いかけた言葉。隣に立っていた貴方は驚いた顔をして、普段の顔に戻った。
「…お前さん、そうやって相手を期待させる様な言葉は止めておいた方が良いぜ。それで相手が勘違いしたらどうするんだ?」
少し、起こった様な口調で。…それがボクの本当の気持ちだと言うのは分かってくれないらしい。心の中で自分でもバカバカしくなってしまって、無理矢理笑顔で吹き飛ばした。
「…何でもない。じゃあ、帰ろっか」
本当のボクは貴方が想像している様に、綺麗では無い。もっと醜くって、貴方の隣に居てはいけない程で。だからこうやって貴方と共に笑い合えるのが、ただ嬉しかった。…から、もうこんな事は言わないと決めた。誰も得しない、こんな言葉は。
自宅へ帰り。「お帰りなさい」と優しく声をかけてくれるTorielママも無視して2階へと駆け上がり、自分の部屋のベットに倒れ込んで、枕に顔を押し付ける。…こうしなければ、非情なる現実に嫌気がさして、またあの時みたいになってしまう気がしたのだ。分かってるけれど、いざ直面してしまうと、如何しても逃げ出してしまう。臆病な所は、どうやっても変わらないらしい。
「どうしたら、良いんだろ…」
そう呟く。勿論、返事が返ってくる訳でも無く、その声は空気に紛れて何処かへと消え去った。こうなるともう、悲と言う気持ちしか残らなくなって。強く枕に顔を押し付けて、なるべく声が出ない様にして。気が済むまで、散々涙を流したのだった。
(今更ですが、特殊設定です。Friskの身体にはCharaの魂が宿っています。1つの身体に2つの魂と言う訳です。もちのろんFriskがメイン…と言いますか、Charaの意志だけではFriskの身体は動きません。Charaが出来る事と言えば、Friskに話しかける事のみです。更に、普段Charaは寝てばかりなので、Friskが声を掛けても返事をしない事の方が多いです。
もう1つ特殊設定がありまして、それはAsrielが生きている事です。幼少期Asです。普通に街中を歩いています。歩けます。そして更にAsrielとは別にFloweyも生きています。普通は同じとする所を、此処では別人としている訳です。まあ、共通する所は有る訳ですが。
ご理解お願い致しますm(_ _)m)
(のんびり進行故1週間ぶりとなってしまいました…。それでものんびりしすぎですね、申し訳ないです…!!)
━━
どうやら、そのまま寝てしまっていた様で。眠い目を擦りながら身体を起こしてみれば、薄いカーテンからは朝日が零れ出ていた。少し時間が経ち、頭の中がはっきりとして来て。そして気付いた。…ご飯、食べてない。Torielママに心配をかけさせてしまった上に、折角作ってもらったご飯も食べないまま。机に上にある時計を見てみれば、長針は6時を指していた。…この時間であれば、ママは起きている筈だ。バタバタと音を鳴らしながら螺旋状の階段を降り、大きなソファに座っているだろうママに大声で「御免なさい!」と謝罪を伝える。…が、返事が来ない事に気付き、ゆっくりと顔を上げる。するとソファには誰も居らず、ボクは独り言を大声で言っていたのだと分かると、何だか恥ずかしくなって来てしまった。
どうやら、ママは朝早くから買い物に行っている様だ。良く見ればいつもフックに掛けられている買い物に使う用のバックも姿を消しているし。…謝罪を伝える事が出来なくて残念な気持ちもあるけれど、それよりも吹っ切れた様な感じがして、カーペットの上に座り込んだ。はあ、と息を吐きながら。
なまえみすううう
画像|お絵かき|長文/一行モード|自動更新