基本、書くのは私1人です。
アドバイス、感想などはお待ちしております!
悟ブル、ベジブル有です。ご注意下さい、。
チチと出会っていなかったらの悟空の話です。
ブルマとは何年も友達の関係だ。
恋人になりてぇって気持ちもあったんだけど、なかなか言えなくてよ。
まぁ...、そのうち言うか!って思ってたらヤムチャとは長く続いて...。
『今だ!』って思った頃にはべジータと付き合ってたんだよなぁ.....。
でも、それだけが理由じゃねぇ。今のはただの言い訳だ。
たくさんチャンスはあった。ヤムチャと喧嘩してるとき、
「オラにしとけよ」って、一言だけ言っとけば、もしかしたら
ブルマは本気で考えてくれたかもしんねぇ。
ブルマを逃しちまった訳は、オラの弱さが理由だ。
『孫くん』
気が向いたらでいーから、またそうやって呼んでくれよな。
ブルマ、結婚おめでとう。
べジータと幸せになれよ。
悟ブル、べジブル有*ご注意を*チチとは出会っていません、
10: 希々花 ◆YNk:2019/03/26(火) 14:42 ID:sT2
「ブールマー!」
オラは今ブルマの家に来ている。
さっきまで家に居たんだけど、暑すぎてやってらんねぇ!
ブルマん家には『クーラー』っちゅうもんが
あるみてぇだから来てみたんだ。
「あれ?留守か?ブー!ルー!マァーー!!」
「うっさいわね!ちょっとくらい待ってなさいよ!」
もっかい叫んでみると、小さい箱(インターホン)
みたいなとこからブルマの声がした。
「うぇ〜!?ブルマ、こんなちっちゃい箱ん中にいるんか〜!?」
びっくりしていると玄関がガチャッと開き、ブルマが出てきた。
「んなわけないでしょ。アンタって本当馬鹿ね。
どうせ、あたしん家に涼みに来たんでしょう?」
「おう!いいなぁ、おめぇん家は涼しくて。」
「おうって...。少しは遠慮くらいしなさいよ...。
あ、べジータ居るけど、いいわよね?」
「え.....。」
別に、べジータが嫌いなわけじゃない。
だけどなぁ...、今は会う気分じゃねぇんだよなぁ。
ブルマをとられた感じがして、べジータのことが苦手になっちまった。
「孫くん、どうしたの?」
「え、あ、いや、なんでもねぇ!」
「何よ、相変わらず変な奴ね。」
ブルマは少し苛ついたように言うけど、
オラはブルマのこの顔が好きだ。
どうしてかは分からないけど、コイツの顔見ると安心する。
「ちょっと孫くん!?」
「あ、え?なんだ?」
「なんだ?じゃないわよ。アンタ、大丈夫なの?
さっきから、ぼーっとして。もしかしたら、熱中症なんじゃない?」
「大丈夫だよ。こんくらい。」
「でも、顔真っ赤よ?
早くうちの中入りなさい!」
「あ、ああ...。」
ブルマに押し込まれるように家の中に入ると
冷たい、でも心地よい風がふわっと来た。
「ひゃぁー、涼しいな!オラ、ずっとここに居てぇくらいだ!」
「じゃあ、ずっと居れば?」
「え?いいのか?」
「良いのよ。孫くんが倒れたら大変だしね。
さ、玄関で突っ立ってないで、リビング入ってゆっくりして!」
「サンキュー、ブルマ!甘えさせてもらうぞ!」
広いリビングに入るとでかいソファに横になった。
そしてそのまま深い眠りについてしまった。
―くん
―くん!
―孫くん!!
「ん...、うっわ!?」
昼寝から目を覚ますとブルマの顔が
すんげぇ近くにあってソファから勢い良く起きた。
「寝てるとこごめんね。
ご飯できたから食べるかなって思って。」
「お!飯か!あの料理するロボットが作ったんか?」
「べジータと暮らすようになってからは違うの。」
「え!?じゃあ、お前が...、」