バンドリ SS上げ隊。

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1:taki.kamito◆AM ハーメルンは地名だよ。:2019/03/30(土) 11:20 ID:2uM

ほのぼのとした日常物の予定。
クオリティは気にしないでね。

2:taki.kamito◆AM ハーメルンは地名だよ。hoge:2019/03/30(土) 11:59 ID:2uM

Page1 彩と日菜(前編)

「日菜ちゃん、買い物行かない?」

それは昨日のことだった。
練習終わりに彩が日菜に話しかけていた。
「どうしたの?彩ちゃん急に」
日菜は首をかしげる。
あまり誘われることがなかったので驚いてるようだ。

「明日オフでしょ?だから春物を見に行きたいんだけど、一人だと選ぶのに時間がかかりそうで…」
淡々と説明をした彩がうーんと唸っている。
それを聞いた日菜は…
(あ、なるほど〜。まあ、明日暇だしな〜。でも…この際、彩ちゃんのセンスを直せるチャンスかも!?)
(るんって来た☆)
「良いよ、明日何時に集まる?」

日菜は一緒に行くことにした。
彩のこれからの為にも必要と感じたのだろう。
…実は明日、お姉ちゃんが構ってくれないからとか決してそーいう理由ではない。

「あ、本当!?ありがと〜日菜ちゃん!」

「痛いって彩ちゃん…」
日菜の手を握り、ぶんぶんと上下に振り回している彩、そしてそれを見ていた麻弥と千聖が…

「…なんか彩さんたのしそうっすね〜」

「ええ、本当に」
二人が夫婦みたいなんて言ったら、白鷺さん怒りそう。
やめときます☆

イヴはこの時、席を外していたためこの光景を知らない。

「不覚デス…」

そして時間は経ち、翌日。

翌日。

約束から五分後
日菜は、彩を待っていた。
今日の彼女は地元だからか緩めだ。
日菜は15分前には来ていたのだが、彩がいっこうにやってこない。

(彩ちゃん、遅いな〜。何かあったのかな?)

メッセージを送ってみるが既読がつかない。
心配していると…

「おまたせ〜、日菜ちゃん!」

「あ、遅いよ彩ちゃ…」

日菜は思わず、口を止めてしまった。
彩の格好が、あまりにもやばくてるん感をまったく感じない。

「あ、あの彩ちゃん?その格好は一体…」

「ああ、これ?これはもちろん変装だよ!!」

彩の目がキラキラしてる。
眼鏡はまあ、わかる。
帽子もまあ、良しとしよう。
しかし…マスク、そして謎のキャラTなんてまるで不審者…
(逆に目立つでしょそれ…)

「はあ…行こっか彩ちゃん」
「うん!」
日菜はこれから先、何が起こるのか心配になった。
(せめてお姉ちゃんがいてくれればな…)


「相変わらずだわ彩ちゃん」

「ねえ、千聖ちゃんなんで私まで…」

「仕方ないじゃない。心配なんだもの…花音、帰りに喫茶店寄るから付き合って」

「ふぇぇ…」
動き始めた、彩と日菜を追いかける千聖と花音だった。

その頃…羽沢珈琲店。

「…くしゅん!!」

「あれ…紗夜風邪?気を付けなよ〜」

「え、ええ…風邪は引いてなかった気がしますが」

「大丈夫ですか?紗夜さん。ちょうどいいので少し休憩しましょうか」

「賛成〜♪」

「では、これだけ終わらせますね」

リサ、紗夜、つぐみの三人でクッキーを作っているのであった。

続く。

3:taki.kamito◆AM 神様始めました。hoge:2019/04/01(月) 16:26 ID:EP6

後編書いてく前に。
前回のあらすじぃ!
丸山彩は同じバンド氷川日菜に一緒に買い物に行こうと誘う。
日菜も彩の類いまれなる異常な『センス』を矯正するチャンスだと思い、彩の誘いを受け入れる。

翌日、駅前で待っていた日菜の前に現れたのは『センス』が暴走した丸山彩だった。
日菜はこのあとに何が起こるかを心配になりつつ、彩と一緒に歩き出した。

そしてそれを見つめる白鷺と松原。
一体どうなる?


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