あのちゃおの有名な少女漫画12歳。の世界を舞台にして二次小説を書きたいと思います┌(・。・)┘♪
オリキャラ追加しますヘ( ̄ω ̄ヘ)
……ここが新しい学校か。
やっぱ、田舎とは 違うや……。
✤
───うち、離婚するから。
そう言われたのは、一週間前のことだっただろうか。
お父さんは会社の社長で、お金持ちだった。
だけど、お金を無駄に使い、酒癖が悪く、いつも帰ってくるのが遅かった。
その上、お母さんが注意するとカッとなってお母さんや私に暴言を吐いたり、暴力をふるったりした。
そして、離婚した。
私はその事について何も思わなかった。
──お父さんのことが好きじゃなかったから。
私は今、お母さんと二人暮しをしている。
お母さんは優しい。
そんなことを考えていたら、
「如月さん」
と、新しい担任の先生に呼ばれ、教室へと足を踏み入れた。
「転校生を紹介します」
……この流れ、自己紹介しなきゃいけないやつ?
「…如月律です。田舎から来たんで多分話し合わないと思うけど一年間よろしく」
拍手が起こった。
「あなたの席は用意してあるわ。あそこよ」
先生が指差したのは、一番後ろの一人席だった。
…よくここにしようと思ったね。
と思いながらそこの席に向かい腰をかける。
「じゃあ、先生は職員室に行ってくるので、質問タイムとしましょう」
イェーイと謎の歓声が起こる。
……プライバシーの侵害。
「ねーねー、どこから来たの!?」
そう聞いてきたのは高い位置でツインテールをした女子。
「……青森だけど」
田舎ですけど何か。
「彼氏いる〜!?」
クラスのお調子者っぽい男子。
ってかいるわけねーだろそんなん。
「いるわけないじゃん」
「えーーっなんか意外!!いそうなのに」
人って外見でなんでも決めつけるよね。そういうやつ本当嫌い。
「好きな食べ物はー?」
「…梅干し」
「うわ…渋っ。うちらなんかタピオカだよね〜w」
素直に言っただけなんだけど。てかじゃあきくなよタヒね。((
──❁──❁──❁──❁──
律結構毒舌です……
NEXT!!
「如月さんって大人っぽくて美人だね!」
そう話しかけてきたのはさっき質問してきたツインテール。←
「……で?」
「え…」
田舎の方ではこれが普通だったんだけどね……。みんな普通に私のことわかってくれたし。
「如月さんよろしくね」
さっきのツインテールの友達らしきボブヘアの女子が言った。
「…うん」
私は心の中で溜め息をつきながら席を立った。
すると、
「え、」
柚…?
にめちゃくちゃ似てる…
柚は田舎の親友。
栗色の揃った髪の毛と大きい瞳がすごく似ていた。
笑顔もそっくりだ。
でも、あれは柚じゃない。
別人だ。
関係ない、赤の他人。
「ねえねえ田舎っ子さーん」
目の前に立ちはだかったフリフリの服を着たぶりっ子。(オーラだけでわかる)
「好きな食べ物梅干しとかマジでウケるんだけどwwねえ、タピオカって知ってる?」
バカにしないでほしい。
都会っ子にだって梅干しが好きな人はいるし。
まじで頭イカれてんじゃんこいつ。
「それくらい知ってるけど。勝手にウケてればいいじゃん。どいて邪魔」
過ぎさろうとすると、
「逃げるとかダサっw」
その声が聞こえた瞬間、私の怒りが頂点に達した。
ガシッ
そいつの腕を掴んだ。
「えっちょっと何…」
「私はここに来たくてきたわけじゃないの。逆にお前田舎行ってみ?まじで消されるかんね?」
「痛…痛いっ」
ぱっと手を離すと、そいつはよろけて転んだ。
お前のほうが何億倍もだせーよ、バーカ。
都会は嫌いだ。
流行に流されて、自分を見失って、挙げ句の果てに陰で人の悪口を言う。
田舎だったら…青森だったら…こんなこと全くなかったのに。
みんな穏やかで、自分をちゃんと持っていて、すごくいい人たちばっかりだった。
でも……
田舎での生活は、終わってしまった。
❁付け足し❁
12歳。ですが、中学生にしようと思います。12歳ではなくなってしまいますが、12歳。のキャラを使うということにします。めちゃくちゃでごめんなさい(・ัω・ั)
こういうの好き。本家には突っ込んじゃうけど、言いたいこと言ってくれてる感ある。
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