アナ雪の二次創作を描いていきます。
スレタイの英語の意味は
「二人の強い絆」です。エルサとアナにぴったりな
英文だと個人的に思います。
ちなみにこの小説は、アナちゃん視点で進みます。
たまーにエルサ視点になるかな?分かりません。
基本的にはアナちゃん視点です。
ルール
荒らし、成り済まし禁止。
小説のコメントはぜひ下さい‼
待ってます。くれないと泣くかも?
アラジンの二次創作もよろしくです。
※アナ雪のエンディングから数日というイメージです※
3:樹音@新一 ◆6Y:2019/10/24(木) 20:27 ID:yJE ―あたしは最近、反射的にエルサを避けるように
なっていた。…だってあたしが全部、悪いから。
エルサはずっとずっと自分の魔法の力を隠していた。
それはあたしのせい。あたしが調子に乗ったから。
その話をエルサにした時、
「アナのせいじゃないわ。私がちゃんと出来なかったから…」
と優しくあたしの頭を撫でてくれた。
―エルサのせい?違う、エルサは優しいからあたしが
傷つかないようにそう言ってくれてるだけ。
あの時、あたしがちゃんとしてればエルサは
魔法の力を隠して苦しむことも無かった。そう。
あたしは、自らの手で、二人の楽しい日々を
壊したのだ。そういう負い目もあって、ずっと
エルサを避けてる。
**
「―ねぇアナ?私、今日はもう仕事終わったの。だから一緒に雪だるまでも作らない?」
―雪だるま。その単語を聞いて、あたしの胸がチクリと
痛む。何故だろう、小さい頃はあんなにエルサと
雪だるま作りたいって思ってたのに。今は何だか
少しだけ怖い。あたしは出来るだけ思いきりの笑顔を
作って
「あ…ご、ごめんね、エルサ。あたし、ちょっと用事が…」
と断る。エルサは怪訝そうな顔をして、眉をひそめる。
「用事?用事なんてあったかしら?私は聞いてないわよ」
流石"お姉ちゃん "鋭い。
「ついさっき出来たの」
もう当たって砕けろみたいな投げやりな気持ちで
あたしは言った。エルサから逃げるみたいにダッと走る。
―ごめんね、エルサ。
―あたしは気付いたら、街の広場に出ていた。
夢中で走って、ここまで来ていたようだ。
「アナお姉ちゃん!今日も絵本読んでくれるの?」
広場で遊んでいた子供達があたしに話しかける。
最近あたしは広場の子供達に絵本を読んで聞かせたり
一緒にかくれんぼして遊んだりしていた。
「う、うん!勿論!」
あたしが返事をすると、わっと歓声が上がる。
歓声が収まると、一人の女の子があたしのドレスの
裾を引っ張って「ねぇねぇ」と話しかけた。
あたしは屈んでその子と同じ目線になると、
「どうしたの?」と聞いた。
「エルサ女王様は?こんど、つれてきてくれるってアナお姉ちゃん言ってたじゃない」
―あたしそんな事言ったっけ。うーんと自分の
記憶を辿る。そういえば「エルサ女王様に会いたい」と
言った子供達に、思わず勢いでうんと頷いてしまった
ような気がしてきた。何て言おう。まさか避けてるとは
言えないよね。
「え、えーと…エルサは仕事が忙しいの。女王様だからね。今も仕事してるんだよ」
咄嗟にそう言ったけど、エルサは基本的にいつも
仕事が忙しいし、嘘は言っていない。
「え〜アナお姉ちゃんのうそつき〜」
一斉に子供達が口を尖らせる。その姿に可愛いと
思ってしまう。
「アナお姉ちゃんはお仕事しなくていーの?王女様でしょう?」
髪の長い、ちょっと大人びた女の子がそう口にした。
「これも仕事なのよ。街に出て、市場で働いている人や子供達とふれあうの。国民の声を直接聞くのも王女の務めよ」
人さし指をピンと立てて、あたしはそう言った。
でも子供達は信じてくれていないようだ。
本当にあたしの務めなのに。
「あそぼーあそぼー‼」
子供達があたしに抱きつく。本当に可愛いなぁ。
それから、子供達と鬼ごっこしたりかくれんぼを
したり、夕方になるまで思いきり遊んだ。
「そろそろ帰る時間だね…」
帽子を被った男の子が名残り惜しそうに呟いた。
「まだ遊んでいたかったなぁ」
みつあみの女の子も言った。
あたしはみんなの頭をそっと撫でて
「大丈夫よ。また明日も来るから!明日も一緒に遊びましょう!だから、平気。今日はもう遅いわ。お母さんやお父さんが心配しちゃうよ」
と優しく言った。みんなはぱあっと顔を輝かせる。
「約束だよ!?絶対だからね!」
さっき名残り惜しそうに呟いていた男の子が
言った。
「勿論、約束するわ」
ニコッと微笑んで、あたしは言う。
みんなまだ帰りたくなさそうにしていたけど
「明日もまた来るから」ともう一度言ったら
ちょっと寂しそうに手を振って、帰っていった。
**
お城に帰ると、エルサが待っていた。
あたしは少しびっくりする。
「アナ、遅かったじゃない?どこ行ってたのかしら?」
ジッとあたしの顔を覗きこんで、エルサが言った。
仁王立ちしていて、なんだか女王様みたい。
本当に女王様なんだけど。
「あー。広場の子供達と遊んでたのよ」
下手な嘘はつけないと思い、あたしは正直に
そう言った。
「あらそう。まぁ良いわ、もう夕食よ。行きましょう」
そう言って、スタスタとエルサは先に歩いて
行ってしまった。