※注意!※
・なりきり、リレー形式ではありません!
・オリジナルギルド設定があります!
・オリジナルキャラクターが出てきます!
・自己満足なので文体は破滅しています!
・感想は受け付けます!
>>2 キャラ紹介
当ギルド『カラフル』キャラ紹介-1
2は>>3
・リーザ
ギルドマスターが港町オーベルフェに来たとき集めた四人を除けば最古参のソードマスター。サブクラスはない。20才の女性。
もはや愛してる(なお、全部本気)が口癖という超絶恋愛体質。しかも異性同性関係ないという生粋の強姦魔。
怪力であり、ダンジョン探索にはものすごく頼りになるお姉さん。
・アマーリエ&イェリン姉妹
容姿がほとんど同じのメディックの双子。どちらもサブクラスはない。17才。
姉のアマーリエは明るくお金好き。メディックの医療技能はさることながら、杖や槌の扱いにも長けていて、『殴りメディック』と言われている。
妹のイェリンは「ラブだね」が口癖の不思議ちゃん。こちらはきちんと医療に振っている。
・フェルナン
第3迷宮で迷っていたところをギルドマスターに見つかり仲間になったファーマー。サブクラスはソードマスター。17才。
最初は田舎言葉が抜けなかったが先輩に揉まれているうちに物腰柔らかな青年になった。
ファーミング能力にかなりの心血を注いでおり、採集ポイントから恐ろしい量の資材が出てきたり敵を倒すとポロッと幻のドロップアイテムが出たりする。
なぜかは知らないが恐ろしいほどにモテる。
・ヨハン
第2迷宮にいたところをギルドマスターに見付かり仲間になったルーンマスター。サブクラスはない。22才。
なぜかテレパシー(小声)を使って会話してくる。本人はテレパシーと言い張っている。
しかしリーザに次ぐ古参であり、冒険者としてのスキルは特筆に値する。
・エミリアーナ
第3迷宮にいたところをギル(ryダンサー(踊り子)。サブクラスはない。15才。
外見通り明るい性格。
・ジナイーダ
第4迷宮にいた(ryガンナー。サブクラスはない。16才。
ピンクというなかなか奇抜な髪の割には冷静な現実主義者。
・ゲルトルーデ
第1迷宮に(ryルーンマスター。サブクラスはない。年齢は不明(20才以下)。
サイコパス。が、炎の術式の威力は頼りになる。
・ヒナギク
第1迷宮(ryシノビ。サブクラスはない。17才。
同じくシノビであるギルドマスターとは関係が深い。
シノビらしからぬ快活な性格。
・ギルドマスター
レベル1の状態で港町オーベルフェにやって来てわずか二ヶ月で世界樹を踏破した上、団員は40人近い最大ギルド『カラフル』を作り上げた最強の冒険者。シノビ。サブクラスはパラディン、年齢は19才。
シノビの弱点である耐久力を防御特化のパラディンで完全に補強した突撃型。
現在の『カラフル』の団員ほとんどが彼女の勧誘によって拾われたので、団員みんなから信仰に近い尊敬の念を受けている。
ほぼいつもダンジョン探索に行っている。
当ギルドキャラクター紹介-2
・キース
第1迷宮でギルドマスターに見つかり仲間になったプリンス。サブクラスはない。22才。
『カラフル』団員の中ではじまりの四人を除けば最強クラスの実力をもつ。
たまに寒いギャグを放つ。洋菓子……じゃなくてようがす。
基本的に後述するアヒム、ポントゥス、トンボとパーティーを組んで行動する。
・アヒム&ポントゥス兄弟
前者は第3迷宮、後者は第5迷宮でギルドマスターに見付かり仲間になったアルケミスト。サブクラスはない。兄が20才、弟が19才。
外見がかなり似ているがしっかり兄弟。性格もかなり違う。が、戦い方はほぼ一緒である。
キースの仲間。
・トンボ
第4迷宮でギルドマスターに見付かり仲間に(ryフーライ。サブクラスはない。18才。
これと言って特徴はないが、ややチャラそうな外見である。
キースの仲間。
・セルジュ
第2迷宮でギルドマスターに(ryパラディン。サブクラスはない。16才。
努力家であり真面目。パラディンたるにふさわしい青年である。
・リーリヤ
ギルドマスターの不手際で記録が残っていない。カースメイカー。サブクラスはない。14才。
カースメイカーの中ではやや異分子。ピンク髪。
・ヘレン
世界樹の攻略後第1迷宮でギルドマスターに拾われ仲間になったパラディン。サブクラスはない。18才。
『カラフル』団員の中で一番の新顔だが、物怖じしない性格やすでにかなりの防御力を身に付けていることから将来に希望が持てる。
・海賊
ギルドマスター曰く「不本意だった」経緯で仲間になった。サブクラスはない。28才。
ギルドマスターからはなぜか徹底的に嫌われており、名前すら覚えてもらえない始末。
一応3番目の古株なので、婢肉(漢字怪しい)の嘆をかこっている割には動きがいい。
「ふんふんふふーん、ふんふんふふーん♪」
港町オーベルフェ。
世界樹とそれに付随するダンジョン群を正面に望む、美しき湖畔の街である。
……そして、まだ若い女性が鼻歌を歌いながら街を歩いていた。
ややスキップするその姿は周囲からの注目を集めていた。
セミロングの紫髪が揺れる。
とはいえ、楽しげにスキップしているのが注目を集める理由ではなく――彼女の身分にこそ、その理由があった。
彼女が向かう先は、オーベルフェの中でも相当に大きい建物、冒険者ギルド。
つまり、彼女は冒険者なのである。
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冒険者ギルドの扉を開けると、中の様子が目に入ってきた。
様々な格好をした冒険者が、各々のギルドの団員と話し込んでいる。
内容はダンジョンの情報――砦、D.O.E.……や、単純に世間話だったりと様々である。
そんな風にしているのがざっと50人以上。
そのような中では今入ってきた女性など一瞬で溶け込んでしまいそうだった。……が。
彼女が姿を見せた瞬間、その場に居る全員が――一瞬、静まり返った。
そして一種の満足感が広間を満たし、会話が再開される。
心なしか、先程よりも熱がこもっているような気がする。
そんな冒険者達を横目に見ながら、彼女は冒険者ギルドの管理者らしき赤毛の男の元へたどり着き報告する。
「『カラフル』、第6迷宮『幻想白森』より無事帰還しました」
「ん。被害状況は?」
「パーティー四人全員生存です」
「よし、目標は達成したか?」
「はい。従来の通常砦を豪華砦に変更する作業を行っています。」
「よろしい。じゃ、しばらく――」
男が何か言おうとしたその時だった。
「ということで行ってきますね!」「はっ?」
……彼女はその辺にいた自分の団員を一瞬で捕まえ、冒険者ギルドから出ていった。
……彼女こそ、オーベルフェ最大のギルド『カラフル』団長にして、最強の存在――――
『カラフル』の、ギルドマスターである。
「……あー、ギルドマスターさん行っちゃった?」
そう呟きながら奥からソードマスターの女性が出てくる。その顔はいかにも残念そうだった。
「みたいです。……あ。いや、リーザさん、砦に今すぐ行って欲しいと信号が入ってます」
リーザというソードマスターの女性に声をかけたのは、パラディンの青年だった。ゴツい鎧に身を包み、早速臨戦体勢に入っている。
それを見たリーザは、さすがに気が早いよと心の中で言いつつも準備を一瞬で済ませ、外に出た。
「いつもありがとねセルジュ君。愛してるよ」
「はいはい。今回行けと指示されたのは第7迷宮『畏怖の山』……砦にD.O.Eが迫っている場所ですね」
慣れているらしく、リーザの求愛を軽くいなしたセルジュというパラディンは地図を指し示す。……第7迷宮、『畏怖の山』。オーベルフェから見ると、世界樹に一番近いと思われていたダンジョン。
灼熱の地だ。
「その砦に樹海磁軸はあるんだよね」
「当然ありますよ。お出かけして倒すだけですね」
樹海磁軸とは、ダンジョンにおける重要な場所にある結晶のようなものだ。同じダンジョンの、同じ大きさの樹海磁軸がある場所にワープすることが出来たり、時間を進ませたりすることができる。
砦にそれがないとなると、D.O.Eが砦を破壊するのを防ぐ手立てはなくなってしまうのだ。
「なら良かったよ。……もう一つ。まさか私達二人で行かせる訳じゃないんでしょ?」
そうリーザが首を傾げた時、丁度のタイミング。
……冒険者ギルドから、背も格好も瓜二つなメディックの双子が出てきた。