安価で新しい童話作ろうぜおまいら
安価が質問、提案の時は一つ先にずれろ
カオスな物語を期待している
早速安価
何行か >>2
「白米!、白米!」
102:匿名:2016/04/17(日) 21:32 ここは北の王国
南の王国と敵対関係にあり、日々戦争が絶えなかった
また、国内の権力争いも激しく、同じ王族とはいえ命のやり取りが絶えず、裏切りや謀殺が繰り返されていた
お姫様グシャナは王位継承の序列は下から数えた方が早い位置にいたので、そういった権力争いには何とか巻き込まれずにいた
また、グシャナ姫には仲の良い腹違いの姉が居た
彼女は序列が高く常に周りの王族から命を狙われて居たが、グシャナ姫にとっては優しい姉であった
時折、兄王子達が歪みあっているのを見て、
「デュフフフ、、キタコレーー!!!」とか叫んでいることはあったが、それ以外はおしとやかで優しい女性だった
そんな姉がある日突然姿を消した
宮廷内では何者かに謀殺されたのではないかと、まことしやかに囁かれた
間も無くその噂はグシャナ姫にも知るところとなり、姫は深く悲しみ、数日泣き明かした結果力尽きて眠ってしまった
その夜、部屋のバルコニーに続く窓を叩く物音で姫は目覚めた
窓を開けてみると、腐海の王であるフジョーシがバルコニーに降り立っていた
フジョーシの首には何と姉からの手紙が巻き付けられていた
その手紙によると、序列第1位の長兄の秘密を偶然にも掴んでしまい身の危険を感じたので旅に出たという旨のことが書かれていたのである
お姫様は匿名民と出会い、こう言いました
104:匿名:2016/04/17(日) 22:01「白米とはどういうことですか?市場にいきたいのですか?」
105:匿名:2016/04/17(日) 22:14 手紙をよみ終えたグシャナ姫は一瞬安堵し、次の瞬間には自分も姉を追って旅に出ることを決断した
とはいえ、長兄や他の兄弟達の追っ手を警戒してか、行き先が手紙には書かれていなかったので途方に暮れていると、
『…ココニトドマリナサイ…ミナミノフカイニキテハイケナイ』
不意に語りかける様な声が頭によぎった
信じられないことにどうやらフジョーシが心に直接語りかけているようだった
「どういうこと!?南の腐海に姉様は居るの!?」
驚きつつも何とかフジョーシにそう問いかけるグシャナ
フジョーシは何も答えず、南へ身体を向け、翼を広げて飛び立つ準備に入る
「待って、姉様はどこにいるの!?お願い、教えて!」
問いかけも虚しくフジョーシはバルコニーを飛び立ち南の腐海の方へ消えて行った
お姫様は匿名民と市場に行きました
107:匿名:2016/04/17(日) 22:35しかし、市場は燃やされていました。
108:匿名:2016/04/17(日) 22:37 そしてお嬢様は目が覚めました
…そう、すべては夢だったのです
「夢……。そうよね、お父様がょぅじょ趣味だなんてそんなことあるはずないわよね」
お姫様は一つ欠伸をするとお部屋の窓を開けました
窓の外を眺めていると…綺麗なお姉さまが歩いていました
111:匿名:2016/04/17(日) 22:46 ズッキューン!
お姫様はお姉さまに一目惚れしました
グシャナは世話係の婆やに旅支度をさせることにした
「姫様、他の姫や王子の皆様にはお気をつけなさい。
城内には見張りも多くいるので、姉姫様を追って旅に出ることはすでに他の方達にも知られているはず
邪魔しに来る刺客が現れるやも知れません
なのでこの婆やの孫娘、マーゴを連れて行きなされ」
マーゴとグシャナは共に婆やの剣の弟子で、剣の腕を競うライバルであり、また良き友であった
「姫様!僭越ながらこの私、マーゴが旅のお供をさせて頂きます!宜しくお願いし致します!!(…ふへへっ姫様と二人旅…!ふへへへっ)」
マーゴは百合娘だったのである
「え、ええ。宜しくお願いするわね。
(何かしら…この子と話しているとたまに背筋がゾッとするのよね…)」
そうこうするうちに旅支度を整え、旅立つ時が来た
「姫様、ご立派になられて…この婆や、嬉しゅうございます。
留守の間こちらのことはご心配なさらず、存分に姉姫様を探して差し上げなさい。」
「ええ、ありがとう婆や。
…でも1つ聞きたいのだけれど、なんで私もマーゴも男装なのかしら…?」
「それはフジョーシに関係しております。
これから姫様達が向かう腐海の王、フジョーシは我々人類のことを嫌っておりまする。
人間が腐海を訪れると一斉に襲いかかって来るのです。
しかし例外があり、何故か男二人以上の集団には手を出さず物陰から監視するだけに留まるのです。
これが姫様とマーゴに男装をさせた理由でございます。
しかし…フジョーシは女の侵入者には特に攻撃的になるので決して女であるとバレてはなりませぬぞ。」
「なるほど…そうだったのね…。分かりました、注意します。」
「お婆様!行って参ります!」
「うむ。マーゴよ、姫様の護衛の任、しっかり果たすのじゃぞ。」
そして、グシャナとマーゴは南にある腐海へと向かった
「素敵な方……今すぐ愛に行ってお名前をお伺いしなければ!」
お姉さまは窓枠に手を掛けそして足を乗せました
お姫様が窓から飛び降りると、なんとそこには美しい王子様が。王子様は姫に一目惚れしてしまいました。
116:匿名:2016/04/18(月) 00:15 そこで王子さまは気づきました。彼女こそ自分の許嫁だという姫なのではないかと。
王子さまはそのことを確かめようと彼女に声を掛けようとしました。
その時フリト国の民が姫に訴えました
画像|お絵かき|長文/一行モード|自動更新