みんなでコメント繋げてお話作ろう【2】

https://ha10.net/toku/1528722784.html
の主様に許可取って新しく作りました。

本家に付いていけていない人向けのスレなので本家に出てくる登場人物は使わないように。

時は平成。

六月のどんよりした空の下、気だるげに歩く一人の少年がいた。

彼の名は氷室渉。
日課の散歩に出ていた。ただそれだけだった。

17歳、高校二年生。

彼の"非日常"は突然、幕開ける。

なんと近所の議員と間違えられて市長になってしまったのだ

秘書「市長！今日は市内のイベントで祝辞を述べる仕事が入っています。早速行きましょう！」

渉「はあ…わーったよ。」

彼はやれやれ系主人公なので、頼まれたことは嫌そうにしつつも何でもしてしまうのだ！

そうして、イベント会場へ到着。
見るからに人が多い。コスプレイヤーも多数。
でかでかと掲げられた看板には…
"ニコニコ超会議"

「に、ニコニコ超会議？今年はもう終わったはずじゃ…。どうせなら会議より超パにいきたいし……。」

意外にも、渉はニコ廃だった。

渉「…でもいいか。可愛い彼女見つけられたらいいなー。」

「あまり羽目を外さないようにしてくださいね！祝辞のために来ているんですから！！」

独り言にも鋭く反応した秘書が、渉を軽く睨む。

「市長も彼女が欲しいお年頃なのかもしれませんが…」

そう言う秘書も、はっきりとした年齢は分からないものの若そうに見える。しかも、なかなかのイケメンだ。
まぁ、渉は男に興味はないのだが。

「……わーったよ。祝辞とかいうやつ済ませて、ぶらぶらするくらいなら良いだろ？」

秘書「…まあ良いですけど、あまり羽目を外しすぎないでくださいね？」