繋げてってなんかお話作って!
2:匿名:2018/06/11(月) 22:14昔昔あるところに
3:匿名:2018/06/11(月) 22:16おじいさんとお兄さんが
4:匿名:2018/06/11(月) 22:17地下アイドルがいました
5:匿名:2018/06/11(月) 22:18おじいさんとお兄さんと地下アイドルが
6:匿名:2018/06/11(月) 22:18秋葉原に出かけると
7:匿名:2018/06/11(月) 22:19合体して
8:匿名:2018/06/11(月) 22:193人組の怪しい男に絡まれました
9:匿名:2018/06/11(月) 22:21彼らにジュースを奢ってもらった後
10:匿名:2018/06/11(月) 22:23LINEを交換しました
11:匿名:2018/06/11(月) 22:25絵文字ばっか送られてきました
12:匿名:2018/06/11(月) 22:31絵文字で彼らは、今自分達が誘拐されていることを伝えてきた
13:匿名:2018/06/11(月) 22:32面倒そうなので既読無視しました。
14:匿名:2018/06/11(月) 22:33そんなことより明日は地下アイドルのライブでした
15:匿名:2018/06/11(月) 22:34翌日、行ってみると三人組が縄で縛られていて
16:匿名:2018/06/11(月) 22:35会場の埼玉アリーナの片隅で拳銃を突きつけられていた
17:匿名:2018/06/11(月) 22:35「(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」と。
18:匿名:2018/06/11(月) 22:36いう顔で
19:匿名:2018/06/11(月) 22:36そんなことよりも地下アイドルがなぜ埼玉アリーナでライブをしているのか気になった
20:匿名:2018/06/11(月) 22:38ところでお兄さんの方は短い髪でアイドルをやっていることもありなかなかのイケメンでしたが、その彼が三人に「今助ける」と言って
21:匿名:2018/06/11(月) 22:39すぐさま撃たれた
22:匿名:2018/06/11(月) 22:39鮮やかな鮮血が三人の頬にかかった
23:匿名:2018/06/11(月) 22:40しかし血の色はなんと青色だった
24:匿名:2018/06/11(月) 22:41「「「なんてこった…」」」
25:匿名:2018/06/11(月) 22:41 「あははははははははは!」
突如撃たれたはずの彼が狂ったように高笑いした
パンナコッタ…!
27:匿名:2018/06/11(月) 22:42三人は驚きのあまり失禁。
28:匿名:2018/06/11(月) 22:42おじいさん、お兄さん、地下ドルが次に眼を覚ますと、三人組は蒸発していた
29:匿名:2018/06/11(月) 22:43 「ねえ...もう限界かな?この惑星の猿共を騙すのも」
彼は青い血をぽたぽたと胸から滴らせながら、不気味に押し黙っているおじいさんの方を振り返った
すると、おじいさんは突如猿の真似を始めた
31:匿名:2018/06/11(月) 22:46 「ふふふ...地球人と過ごす内に、ついにあなたも彼らに情が移ったんだね」
お兄さんはそう言ってにこりと笑うと
お兄さん「お、おじいさん?!」
33:匿名:2018/06/11(月) 22:47すると、お兄さんも猿の真似事を始めた
34:匿名:2018/06/11(月) 22:49と見えたが、お兄さんのそれは奇妙な踊りだった
35:匿名:2018/06/11(月) 22:49ここには、猿の真似を始めてしまう菌が蔓延っていたのだ
36:匿名:2018/06/11(月) 22:49しかしお兄さんには効かなかったのだ
37:匿名:2018/06/11(月) 22:51 その一連の出来事を見届けた後。
「任務完了だな」
そう言ってその場から立ち去った一つの影がある
一方地下アイドルは
39:匿名:2018/06/11(月) 22:54くさい
40:匿名:2018/06/11(月) 23:01きたない
41:匿名:2018/06/11(月) 23:02罵倒されていた
42:匿名:2018/06/11(月) 23:08アイドルは泣いているようだ。
43:匿名:2018/06/11(月) 23:12アイドルちゃあん…俺といいことしようよ★
44:匿名:2018/06/11(月) 23:14すると男に再びジュースを奢ってもらった。
45:匿名:2018/06/11(月) 23:16しかしッ!ジュースは一瞬で蒸発したッ!
46:匿名:2018/06/11(月) 23:18「クッお前…ただの地下アイドルじゃねぇな?」
47:匿名:2018/06/11(月) 23:19すると、一人がなんとメラゾーマを唱えた!
48:匿名 hoge:2018/06/11(月) 23:20「これは”メラゾーマ,ではない、”メラ,だ。」
49:匿名:2018/06/11(月) 23:22そいて俺はダークインフェルノスパイラルモグラ
50:匿名:2018/06/11(月) 23:22そして、同伴していた男の父親を殺してしまった
51:匿名:2018/06/11(月) 23:23 とおおおおおおさああああん!!!!
悲しむ男
その悲しみから生まれた怒りの矛先は…
53:匿名:2018/06/11(月) 23:26三人組の男達だった。
54:匿名:2018/06/11(月) 23:29怯える男達!そこに現れたのはなんと!
55:匿名:2018/06/11(月) 23:29やじゅうせんぱい
56:匿名:2018/06/11(月) 23:31すると、先輩はsyamuを呼び出した
57:匿名:2018/06/11(月) 23:32 先輩はsyamuを男達の代わりに
しようと思っているらしい
そして、三人組は先輩、syamu、男を縛り付けた。
59:ちゅど〜ん:ちゅど〜んちゅど〜ん
60:匿名:2018/06/12(火) 04:12同伴していた男(蚊・生後一週間・男性)
61:匿名:2018/06/12(火) 04:18あ、待てぃ(江戸っ子)
62:匿名:2018/06/12(火) 19:53一方その頃、ロンドンでは
63:匿名:2018/06/12(火) 19:56文明が退化していた!
64:匿名:2018/06/12(火) 19:59全て中国のせいです
65:匿名:2018/06/12(火) 20:01もといその原因の多くは英国の自業自得であった
66:匿名:2018/06/12(火) 20:02それを聞いた一行は慌ててロンドンへ向かった。
67:匿名:2018/06/12(火) 20:07 何?!
あいつらがここへ向かって来ているだと?!
?「やべぇよ…やべぇよ…」
69:匿名:2018/06/12(火) 20:19ざわざわ
70:匿名:2018/06/12(火) 20:20 ざわ・・ざわ・・・
ロンドンはカイジのようにざわついていました
突入ー!
72:匿名:2018/06/12(火) 20:33いざ!鉄骨へ!
73:匿名:2018/06/12(火) 20:43あ、無理だったわ
74:匿名:2018/06/12(火) 20:45ヒューーーー
75:匿名:2018/06/12(火) 20:53...なんか寒くね?
76:匿名:2018/06/12(火) 20:54風が…強い…
77:匿名:2018/06/12(火) 20:55うわ!カツラが飛んで来た!!
78:匿名 主:2018/06/13(水) 07:12頭に乗っかった!
79:匿名:2018/06/13(水) 07:39頭から離れない
80:匿名:2018/06/13(水) 07:47しかも濃霧で前が見えない!
81:匿名:2018/06/13(水) 10:06いったいどうすればいいんだ
82:匿名:2018/06/13(水) 15:22全裸になろう
83:匿名:2018/06/13(水) 17:45なんでや!
84:匿名:2018/06/13(水) 17:53阪神関係ないやろ!
85:匿名:2018/06/13(水) 18:53しかし、今日は平成30年3月4日、時刻は午後3時34分、現在の気温は3.34℃、湿度は33.4%だった。
86:匿名:2018/06/13(水) 20:25よし、脱ごう
87:匿名:2018/06/13(水) 20:28なんとアレの代わりに蛇が生えてた
88:匿名:2018/06/13(水) 20:32気温も3℃なので風邪を引いた。
89:匿名:2018/06/13(水) 20:38蛇「ハックションッ!」
90:匿名:2018/06/13(水) 21:21蛇がくしゃみをすると毒が飛んできた!
91:匿名:2018/06/13(水) 21:26一回死んだ
92:匿名:2018/06/13(水) 21:40神「お前は死すべき運命ではない」
93:匿名:2018/06/13(水) 21:44神「いや間違えた。………カキカキ…地獄行きだな。」
94:匿名:2018/06/13(水) 21:47 じつは俺天国に友達がいるんですよー
昔その人助けたことがあるんですよ!俺いい人だから!
この状況に消せるボールペン、フリクションが!
96:匿名:2018/06/13(水) 21:49今までのレスを全部消していきました
97:匿名:2018/06/13(水) 21:56天国ではどんな生活ができるんだろう…
98:匿名:2018/06/13(水) 22:05 と思っていたら
フリクションによって記憶が消された。
おじいさんとお兄さんと地下アイドルは>>1以降の記憶を失っていた。
100:匿名:2018/06/14(木) 00:07 犬「ん?何これ。ば…く…は……よ…うん!読めない!」
ムシャムシャ
>>100
ミスった。
ぐえ。
犬が吐いた
お兄さん!!
誰かに呼ばれて振り返った
そこには髪の長い、薄い紫色のワンピースを着たかわいらしい女の子が頬を膨らませてお兄さんを睨みつけていた。
「もう!いつも帰りが遅いんだから...兄様。迎えに来ましたよ」
彼女はお兄さんの最愛のただ一人の妹、美菜子だ。
「ごめんごめん…悪かったよ、美菜子。ごめんな?」
そう言って頭を撫でて、かがんで目線を合わせる
「もうっ…兄様は…しょうがないですわね…」
顔を真っ赤にして照れる妹は俺にとって宝物だ。
ふとお兄さんが辺りを見回すと、おじいさんも地下アイドルもいなくなっていた。
「ああ...そうか。また俺のいつもの想像癖が行き過ぎてしまったんだな。あんな夢を見ていたなんて」
お兄さんはため息をつき、妹の手を取った。
「さあ、美菜子。帰ろう」
「はい!」
花が咲いたような笑顔で美菜子はお兄さんを見上げ、頷きました。二人で手を繋いで家まで歩きます。彼らの家は川原沿いにある一軒家でしたが、それは大層古いものでした。土砂降りの日には天井からぽつぽつ雨漏れし、冬はおもてと同じくらい冷え込みます。それでも彼らにとって住む家があるのは有難いことなのです。
なぜなら彼らはもう両親を亡くしているのですから。
彼は手の温もりを逃がすまいとぐっと握りしめた。
109:匿名:2018/06/17(日) 23:22 「兄様、今日の夕飯はお鍋ですよ。野菜たっぷりの。わたしいつも一生懸命メニュー考えてるんですよ。兄様が風邪を引かないようにって。兄様ったらひ弱な癖にお野菜ちっとも食べないんですもん」
美菜子が白い息を吐きながら言う。
「美菜子は優しいなぁ」
彼は美菜子の頭を撫でた
美菜子は愛らしい大きな瞳を細めて笑った。
112:匿名:2018/06/17(日) 23:38 「あはは・・・毎日ありがとうな。その野菜、どこからもらって来たんだ?」
「深川さん家!」
両親のいない二人を不憫に思って、近所の人達はいつもお裾分けをしてくれるのだ。
「そうか、後で深川さんの家にお礼を言いに行かないとな」
114:匿名:2018/06/17(日) 23:41それを見ると彼はとても安心した。彼も色素の薄い、目の前の美菜子だけをうつす瞳を細め、「美菜子だってお肉食えよ?」と笑った。
115:匿名:2018/06/17(日) 23:46 「わたし毎日給食残さず食べてますよ!」
美菜子は再び頬をぷくりと膨らませる。だが、急に真剣な面持ちになって言った。
「兄様。試験、受かるといいですね。深川さんも言ってましたよ。あなたのお兄さんいつも頑張り過ぎていて心配だわって」
・・・試験。今から約4ヶ月後の、高校入試のことだ。
117:匿名:2018/06/18(月) 00:12 『君は』
お兄さんの頭に今日の先生の言葉が蘇る。
『石橋君。君は県立トップクラスの進学校を志望していたね。うん、このままの成績で充分だ。君の努力はちゃんと知っているよ。僕からは何も言うことはない。引き続き気をしっかり持って頑張りなさい』
でもそれはたくさん、たくさん勉強しているからだ。たしかに俺は無理をしている。だから家事は美菜子に任せっきりなのだ。
119:匿名:2018/06/18(月) 18:45 「兄様。」
美菜子が綺麗な顔を彼に近づけた。
「うん…大丈夫だよ。無理なんかしてない。心配性だなぁ」彼は笑顔の仮面をつけた。
ついでにひょっとこのお面も付けた
121:匿名:2018/06/18(月) 18:53 「わたし、本当はいいんですよ」
不意に美菜子が顔を上げて言った。
「・・・え?」
お兄さんはきょとんとする。美菜子は彼を見つめたまま続けた。
「兄様があの一番の学校に受からなくても。わたしは・・・兄様とこうして楽しく暮らして、そして兄様が側で笑っていてくれればそれでいいんです」
お兄さんは目を見開いた。美菜子はうふふと笑って、彼の手を握る手に優しく力を込めた。
「わたしはもう十分にしあわせです。だから兄様、無理はしないでくださいね」
ひょっとこのお面を外し、
おかめのお面を付けた
「ありがとう…」彼の視界が滲んだ。
124:匿名:2018/06/18(月) 19:10 その一部始終を目撃していた野生のきよし師匠が
「君らはええ兄弟やなぁ…今日び君らのような愛のある兄弟おまへんてぇ…!」
とか言いながら顔を鼻水と涙でぐしゃぐしゃにしながら現れた
「あ、大丈夫です。」
彼らは家に帰った。
お面は付けたまま帰途についたのは、もはや言うまでもない。
127:匿名:2018/06/18(月) 19:32台の上に鍋が乗せられた。
128:匿名:2018/06/18(月) 19:54 「いただきます」
二人で同時に手を合わせる。ぽつぽつと窓に雨が当たる音がした。どうやら雨が降り始めたようだ。
だが兄妹の家の中は実際の気温とは対照的な温かい空間である。
お兄さんは鍋の中の人参を口にした瞬間、思わずこう漏らした。
「うわあ、おいしい。美菜子・・・お前、また料理の腕を上げたな?」
「えへへー」美菜子が愛くるしい笑顔を見せる。
130:匿名:2018/06/18(月) 20:36 その笑顔を見て、お兄さんはこの妹のことを絶対に守ると改めて決意しました。
その夜のこと。お兄さんは夢を見ました。
『...ウジ....良治!』
自分を呼ぶ声がします。けれど周りは真っ暗闇。何も見えません。呼び声はどんどん大きくなっていきます。お兄さんはしゃがみ込み、頭を抱えてじっとしていました。
『良治!!』
ぬっと目の前に人が現れました。大量の血を流しています。お兄さんを見てヒューヒューと苦しげな息を漏らす男性。あれは・・・
「と、父さん...」
その男性はお兄さんの父でした。あの日の事件で死んだはずの。
彼にとって思い出したくもない事件。
美菜子の悲鳴。逃げ回る人々。倒れているあの子。そして何よりも、頭から血を流す父。
傍らには穴という穴からきよし汁を垂れ流すビチャビチャのきよし師匠。
そう、あの日もやはりこの兄妹の運命はきよし師匠とは切っても切り離せなかったのだ。
それはまるで、もがけばもがく程に絡みつく糸のように、坂道を転がり落ちるボールのように、確実に二人のゆく末を捉えて放さなかった。
環状のレールの上をぐるぐる回るが如くに、きよし師匠から始まり、きよし師匠へと収束する。
そんな自分たちの運命を、そしてこの世のすべてを呪った二人はボロボロになりながらも辿り着いた貧しいながらも幸福な生活。
絶望にまみれた地獄のような人生にやっと見出し たひとときの安寧。
そんな何物にも変えがたい宝物のような時間をようやく勝ち取れたと思った矢先に、残酷な運命はまたしてもきよし師匠を二人へと導いた。
た●し「お前を食ってやるぞ〜」
135:匿名:2018/06/19(火) 23:38 お兄さんは荒い息をもらした。頭に割れるほど強い力で爪を立ててうめく。
「もう、もう許して!ごめんなさい‥‥ごめんなさい‥‥」
「兄様。」
美菜子が彼の手を取った。彼はだらだらと血が流れる頭を上げた。「兄様は悪くない。」美菜子が微笑む。
「もう忘れてください。兄様は、兄様自身が悪い夢を見せているんです。」
138:匿名:2018/06/20(水) 19:16 「...ううぁ」
お兄さんは絞り出すような声を出した。涙がどんどん溢れてくる。
「うぅ、か...れん...父さん...」
『大丈夫ですよ兄様、大丈夫』
美菜子は優しく彼の頭をなでた。
「いやだぁ、椛怜...美菜子...いなくならないでくれ...美菜子」
うなされている兄の髪を、美菜子は撫で続ける。彼の固く閉じた目からは涙が流れていた。
「大丈夫ですよ」
悲しげな笑顔を浮かべて美菜子は呟く。
「いなくなったりなんかしませんよ。兄様、美菜子はずっと側にいますよ」
あれは、彼のせいではなかった。だが、大切な人が目の前で死んでいくのを見た事で、彼の心はズタズタだった。
140:匿名:2018/06/20(水) 20:38妹になだめてもらうなんて情けなくて仕方なかった。だが、彼は怖くて怖くていてもたってもいられないのだ。
141:匿名:2018/06/20(水) 20:47
その夜。良治は勉強をせずに疲れ果てて深い眠りについていた。泣きはらしたあとの彼の白い肌、閉じた目は不安と悲しみに満ちてより一層美しい。
美菜子はそっとお兄さんの頬をなぞった。
それが夢の中での感触なのか現実の感触なのか曖昧なまま、彼の意識は遠のいていった。
雀の鳴き声でお兄さんは目を覚ました。朝がきたようだ。昨晩の悪夢のせいかまだ頭がぼうっとする。
ふらふらした足取りで台所に向かうと、美菜子がすでに居た。卵焼きを焼いていたようだが、こちらの足音に気が付いたのか振り返る。
「おはようございます、兄様!」
元気よく挨拶してたったったと駆け足でこっちに向かってくる。
144:匿名:2018/06/20(水) 20:54手には朝ごはんかのっていた。
145:匿名:2018/06/20(水) 20:56「おはよう」良治が微笑む。いつもの日常だ。
146:匿名:2018/06/20(水) 20:59 「美菜子、今日は...って、うわあ、焦げてるぞ!卵焼き!」
良治は今日の予定を伝えようとしたが、じゅうじゅうとフライパンの上で焼けて黒くなっていく卵焼きを見て思わず叫んだ。
「あっ、いけない!」
美菜子ははっと後ろを振り返り、慌ててその火を弱めた。そして舌を出して恥ずかしそうに笑う。
「えへへ...兄様、教えてくれてありがとうございます」
美菜子が料理の失敗をするのは珍しいことだ。
148:匿名:2018/06/20(水) 21:22 「あの、兄様」
美菜子が何か言いたそうに口を動かす。だが言葉が出てこないようだ。黙って俯いてしまった。
「美菜子、どうした?」
良治が妹の顔を覗き込んだ時だった。
「美菜子ちゃあん、学校行こう!!」
どんどんと少し乱暴に玄関の戸を叩く音と共に、美菜子を呼ぶ声がした。
「あ、の…」
美菜子が気まずそうに俯いた。「…ふっ、いいよ、学校行ってらっしゃい!」
お兄さんは美菜子の肩を笑って叩いた。「すみません、行ってきます!!」美菜子は玄関に向かって走っていった。
ドアが閉まる瞬間、美菜子の友達が「美菜子ちゃんのお兄ちゃんかっこいいのに、お料理できないのー?」と話しかけているのが聴こえてきた。
「うん、家事は私の仕事だからね!自慢の兄様だよ」
その声と同時にこんな言葉も聴こえた。
良治は少し赤くなって下を向くしかなかった。
153:匿名:2018/06/21(木) 00:06 頬杖をついてぼんやりと窓の外を眺めながら、美菜子はふと考えた。
兄様は今頃どうしているだろうか。
実はその兄様は海老天を食べていたのだが、スパイダーマンは知るよしもない。
155:匿名:2018/06/21(木) 22:01海老天を食べ終わると、良治はすぐに勉強を始めた。試験に受かるためには勉強しかなかった。勉強以外何も。
156:匿名:2018/06/21(木) 22:05 『良治くんは勉強以外何でもできるよねー』
『頭悪いくせしてちょっと顔がいいから調子乗ってるよな』
ふいに、昔のことを思い出した。自分を変えたかった。ずっと変えたくて、頑張ってきたのだ。
良治は俯いた。
俺は...変わることが出来たのだろうか。
『リョウ君は』
昨晩夢で見たあの子の言葉を思い出す。
『そのままのリョウ君がいいよ』
自分が見捨ててしまったせいで死んでしまった、あの子。
「忘れろ」
自分に言い聞かせるように良治は呟いた。
「忘れるんだ...忘れることにしたんだ」
深く深呼吸して窓を見る。優しく差し込む朝日が目に入る。気持ちも少し落ち着いたような気がした。
「かれん…」
落ち着いたことで、その名が口からこぼれた。
2巻へ続く!
160:匿名:2018/06/21(木) 22:35
薄いこげ茶の肩まで伸びた髪。吸い込まれるような赤朽葉色の瞳。『リョウ君!』と手を振る1人の女の子を、良治はまたもや思い出してしまっていたので
↑でじゃなくて だ。
162:匿名:2018/06/21(木) 22:41 椅子から立ち上がり、いつもより少し早いが学校に行くことにした。あの子のことを早く忘れたい。彼の頭の中はそれだけであった。
時計の針が午前七時三十分を指した。それを確認してから、身支度を整えた良治は玄関の引き戸を開けた。ガラガラという乾いた音ともに、外の光が彼の全身をさす。
「行ってきます」
自転車に跨りぼそりと言う。良治は学校へ向かってペダルをこぎ出した。
(>>160 なんか>>138の名前の意図を分かってくれて嬉しい)
164:匿名:2018/06/22(金) 21:24 冬の冷たい風を頬に受けながら良治は自転車で通学路を走り続ける。
青空を見上げた。今日は快晴のようだ。
あの子と出会ったのも、こんな冬の朝だったな。
そう思ってから、結局家を出発してもあの子のことを考えてしまっているじゃないかと気が付く。彼は乾いた唇をかみしめた。
163←あってた?(笑)
166:匿名:2018/06/22(金) 21:57 「あぁ、会いたいなぁ」
忘れようとすればするほど人は想ってしまうものだ。
下り坂に入った。彼は足をペダルから離した。冷たい風が顔に当たって彼は右目を閉じた。髪の毛がサラサラと風にふかれた。
168:匿名:2018/06/22(金) 22:15下り坂の右側に赤毛の女の子が見えた。彼女の名前は二階堂吟。かれんの友達だ。
169:匿名:2018/06/22(金) 22:23 「あっ」吟が振り返った。
「良治くん、おはよう!乗せてってくれるー?」
彼は自転車を止めて後ろに吟を乗せた。
彼女はかれんと違って落ち着きがない子だ。
171:匿名:2018/06/22(金) 22:39「いえーい!」吟が良治のお腹に手を回して叫ぶ。「おい、目立たないで乗ることはできないのか?まったくー…」良治はため息をついてゆっくり下って行った。
172:匿名:2018/06/22(金) 23:10 「良治くん、川だよ。止まってこ!!」吟が後ろからハンドルを手にとってぐんっと曲げる。「う、うわぁ!」自転車は吟の思うままになって曲がった。
「冷た!!」吟は水に手を突っ込んで思いっきり笑った。真冬の川の何が嬉しいのか。良治は吟を見てるだけで疲れた。
「…良治くんはさー、かれん覚えてる?」
吟がいきなり聞いてきた。
「当たり前だろ…。」
良治は触れられたくないところを突かれて何を言ったらいいかわからなかった。
「あの子とね、小学校の時よくここに川遊びに来たんだ」
川の流れを見つめたまま、吟は言う。
「え...椛怜がよく川遊びを?」
良治の思い出にあるあの子からは想像し難い姿であった。そんな驚いたような彼の顔を見て、面白そうに相手は笑う。
「あはは、良治くんは私達が中学校に上がった時この町に引っ越して来たんだから知らなかったでしょ?あの子、ああ見えても小さい時はとっても活発だったんだから」
本当に知らなかった。自分の知るあの子はいつもつんと澄ましていて、その成績の良さ故に嫌味ったらしいところもあって、それでも時々見せるとても小さな子供のような無邪気な笑顔が眩しくて...
「でね、今の時期こんなに水があるのが嬉しくって、つい止まってもらっちゃったんだ」
吟の声で良治ははっとした。
そういえば真冬に川の水がこれほどあるのも珍しい。
良治は水に近づいた。サラサラと水の流れる音が耳に響いて心地よい。
176:匿名:2018/06/23(土) 15:06 https://i.imgur.com/jeO2Aly.jpg
吟のイメージこんな感じ
「私はねー、ここに来るとかれんと繋がってる気がするんだー」吟が赤髪を揺らして口角を上げる。
178:匿名:2018/06/23(土) 18:00 良治は微笑んだ。
学校に着いて吟をおろした。
「ありがとねー」
吟が走って先に行く。
「俺もここなんだけど…」良治も自転車を止めて学校に入って行った。
良治の下駄箱と吟の下駄箱は一例とばして隣だ。良治が下駄箱のドアを開けると、何通か手紙が落ちてきた。彼は無言でそれらを拾いカバンに入れると「なんで良治くんばっかそんなもてんの?!」と、吟が頬を膨らませていた。
181:匿名:2018/06/24(日) 17:53 「あはは...二階堂の大好きな寺川先輩が高校でもちっともモテないからって、俺に僻みか?」
良治がからかい気味に笑うと、吟が目の色を変えて飛びかかってきた。
「何い?!先輩を馬鹿にしないで!いいの!先輩はとっても純粋だし、高校で野球も上達してだんだん日の目を見始めたらしいんだから!」
悪い悪いと言いながら自分より頭一つ分ほど小さな吟の頭を抑える。
「けれど、俺も始めから皆と上手くいっていた訳じゃないんだ。二階堂は中学校に上がってすぐイギリスに行っていたから知らないだろうけど...」
ぴたりと吟が暴れるのをやめた。決まりの悪そうな顔で良治から目をそらす。吟は中学校入学後すぐに家庭の都合で渡英し、日本に帰ってきたのはつい半年前であった。...そう、あの子が死んでしまう2ヶ月前。
「俺がこんなに皆と仲良くなることが出来たのも、全部椛怜のおかげだよ」
寂しそうに良治は笑った。
「…ふーん」吟が気まずそうにバンっと良治の背中を叩いた。「いった!!お前少しは力弱くしろよ、女子らしくない」
「うっさい!」さっきよりも強い力で吟は良治を叩く。
ぎゃーぎゃーと2人が騒いでると、「何やってんだよーまた夫婦喧嘩かー?」と本条がニヤニヤと近づいてきた。
本条みなと。良治の幼馴染だ。
良治は幼稚園生の時までこの町に住んでいた。だがその後、とある事情で卒園とともに別の街に越すことになった。
その彼の幼稚園の時までの幼なじみがみなとだ。
「何言ってんのみなと。」
「ちょっとやめてよみなとー!」
ややこしいことに、みなとは吟の元彼でもある。
「みなと、違うって」
慌てて良治は吟から体を離す。そして少しの間黙って、深刻そうに言った。
「いや、でも実際の夫婦喧嘩もこんな感じなのかもしれないな...恐ろしい」
ぶふっと吟とみなとが同時に吹き出す。
「何真面目に考えてるんだよリョウちゃん、お前はいつもこう他人の冗談を本気にするんだからさ、言ったこっちがおかしくなるよ」
みなとは本当に腹を抱えて笑っている。
「可愛いー!」
「良治すきー!」という声が飛び交った。
「ああ、そうだよな...俺はどうしてこうなんだろう」
顔を赤くして良治は黙る。その反応もまた二人にとっては面白かったようだ。
一通り笑った後、みなとは職員室に用事があるからと言って去って行った。
吟と前後並んで廊下を歩く。
「でも、私嬉しいな」
突然相手が良治の目を見つめて言った。
「何が?」
良治も吟を振り返る。朝方の廊下の空気は冷え切っている。早くストーブのついた教室に入りたいという思いから、先頭を歩く良治の足は速まっていた。
「良治くんと、また普通にあの子の思い出話が出来て」
一呼吸間をおいてから、吟は続ける。
「ほら、椛怜が死んじゃってからの良治くんはさ...あの時の私から見てもすごく心配だったし...もちろんみんなも心配していたし...。けれど、こうしてまた楽しくお話出来て嬉しいなあってこと!」
「おいおい、見せ物じゃないんだぞ!散れ散れー」
みなとが騒ぎを聞いて近づいて来た野次馬たちに手を振る。
(誰かイラスト描くのが上手くて暇な人、気が向いたら良治のイメージ像描いてください〜)
190:匿名:2018/06/25(月) 22:16189→それな!
191:匿名:2018/06/25(月) 22:18 188送るの遅くなっておかしくなった(笑)
抜かして!
(187からいきます。)
「…うん、俺もだよ。ありがとな。」良治も一呼吸して笑った。
(187からいきます。)
「…うん、俺もだよ。ありがとな。」良治も一呼吸して笑った。
↑うん、ダブった!
195:匿名:2018/06/25(月) 22:34(良治くんかっこいい、いい人だしかっこいい。まじ現実にいないかな)
196:匿名:2018/06/25(月) 22:43↑ほんとそれ。
197:匿名 hoge:2018/06/25(月) 22:48朝会が済んだ時、丁度1時間目の予鈴が鳴った。
198:匿名:2018/06/25(月) 22:49良治は席について黙々と数学の予習をしていた。
199:匿名:2018/06/26(火) 19:40「おーまーえーなー!勉強しか頭にないのかよー。たまには俺とデートしようぜ、デート!」職員室から帰ってきたみなとが良治に絡む。
200:匿名:2018/06/26(火) 21:22いかにも嫌そうな顔をした良治には目もくれずみなとは、はははっと笑っている。
201:匿名:2018/06/26(火) 22:15 「みなと、俺より成績が良いからってずいぶん余裕だな?明後日の数学の単元テスト、俺は負けるつもりはないよ」
良治の言葉でみなとの顔が青くなった。
「うおっ、それって明後日だっけ?すっかり忘れてた」
「…ムカつくわぁ。なんでこんなに努力してるのにみなとに勝てないんだ…」
良治はみなとを上目遣いで睨んだ。
「おーこわ。」みなとがニヤっとした。
人は生まれながらにして才能を持つ人と持たない人がいる。だから仕方ないことなのだ。
けどそれを自分の前で見せつけられるのはどうも気にくわない。
「まぁ俺は天才だから良治は俺には勝てねーよー(笑)」とみなとが得意げだ。
良治がみなとの頭を思いっきりぐりぐりしていると、吟が「座ってー授業始まるよーそこのカップルさん」と冷たい目で見ていた。
「はーい」とみなとが両手を上げて席に座った。良治が吟をチラッと見ると、吟はくすっと笑って舌を出した。
吟の瞳はどこか椛怜に似ている。落ち着いたような、自信に満ちたような…
205:匿名:2018/06/29(金) 22:32(最近美菜子ちゃん出てこない…寂しい)
206:匿名:2018/06/29(金) 22:49 その日の放課後を無事に迎え、良治は家路についていた。一人でである。吟は地元の図書館で、みなとは彼の通う進学塾で勉強するらしい。
朝、吟と来た川原沿い。ここは自転車を降りて歩く。何故そうする気になったのかは良治自身にもよく分からなかった。いや...本当は分かっている。あの子と縁がある場所だと知ったからだ。
俺はやっぱり、君のことを忘れられそうにもないよ。
対岸を見つめて良治は心で呟いた。
夕日が川面に反射してキラキラと光っている。夕焼けが綺麗だった。
明日はきっと晴れるだろう。美菜子が喜ぶだろうな。
ぼんやりとそう思った。
「おかえりなさいっ」美菜子が満面の笑みを浮かべて抱きついて来た。「ただいま」良治は小さな頭を撫でて癒された。
208:匿名:2018/06/30(土) 22:49 何もかも満ち足りていて幸せだった。父もいた。母もいた。周りに温かさもあった。美菜子は今以上によく笑う子だった。
8年前までは。そう、母が死んでしまったあの年までは。
母が死に、父は変わってしまった。もうそれ以前のように温かい笑顔を向けてくれることはなくなった。頻繁に酒を飲むようになった。良治と美菜子によく暴力を振るうようになった。美菜子に父の手が振り上げられる度に、良治は妹を庇ってその拳を受けた。変わってしまった父の前に兄妹はいつも怯えていた。父から受け取るものは、ただ冷たく憎しみの満ちた視線だけ...。
そして8年前のあの日、突然父がこの家を出るぞと言った。良治が酷く驚いてなぜかと尋ねると、金が無くなったからだと彼は答えた。美菜子が3歳。良治はもうすぐ小学校に上がるという冬の日だった。
そんな父であったのに。苦しい思い出の方がはるかに多いはずの父なのに。
なぜあの事件の時、父は自分達を庇ったのだろう。
はっと我に返る。いつのまにか日がだいぶ沈んでいた。
...また俺はあのことを思い返していたのか。
良治がやや焦って周りを見回すと、午後五時を告げる町のチャイムが鳴った。
(作り方うまくね?)
210:匿名 主:2018/06/30(土) 23:11上手いね
211:匿名:2018/07/01(日) 14:29「兄様〜?ご飯できましたー」美菜子の声が聞こえてきた。彼はシャーペンを置いて居間に出た。
212:匿名:2018/07/01(日) 19:12「兄様、受験勉強の調子はどうですか?」
213:匿名:2018/07/01(日) 19:26 (やべ、途中書き込みしちまったわ)
↓続き
食卓に座ると美菜子がそう尋ねてくる。
「うん、はかどっているよ。明後日にも数学の単元テストがあるんだけれど」
そこまで言って、良治は不意に黙った。
今日のみなととの会話が頭に浮かんでくる。
『まあ俺は天才だから、リョウちゃんは俺に勝てないよ』
あの時は笑いながら答えることが出来たが、今になってなんだか無力感が湧き上がってきた。
そうだ、俺には元々の才能がない。そもそも生まれついた環境だってみなととは大きく違うんだ。俺みたいなのが努力したところで高が知れている。
「...美菜子。一昨日ね、先生に言われたんだ。俺はこのまま頑張ればあの県立一番の学校へ受かる学力も十分つくだろうって」
美菜子が箸を置いた。じっとこちらを見つめてくる。良治は続けた。
「でも...俺には自信がないんだ。俺なんかがこんなに頑張っても、この先元々の才能がはるかに上の人達には到底及ばないだろうから」
ずっと腹の底に溜まっていたものが口をついで出てくるようだ。
こんなこと、美菜子にだから言えるんだ。美菜子にだから...。
「俺は、このまま頑張り続けることが出来るのかな?」
美菜子はじっと黙っていた。その時間はたった数秒だっただろう。だが、良治にはとてつもなく長く感じた。
215:匿名:2018/07/01(日) 20:39「兄様は努力家で、一生懸命で、人一倍頑張れる人です。だから、だからこそさみしがりやで心配性なんですね。」ふふふっと美菜子が良治に笑顔を向けた。
216:匿名:2018/07/01(日) 20:44 「絶対兄様なら大丈夫です。でも、決して無理はしないでくださいね!」
美菜子が再び箸を持って食べ始める。
ほんとに、美菜子には毎回助けられる。
美菜子は昨日も言ってくれたじゃないか。
『わたし、本当はいいんですよ。兄様があの一番の学校に受からなくても。』
昨日美菜子と並んで帰った時のことが蘇ってくる。
『わたしは・・・兄様とこうして楽しく暮らして、そして兄様が側で笑っていてくれればそれでいいんです』
もう美菜子だけでいい。美菜子が側に居て、こうして微笑みかけてくれるだけで十分じゃないか。
「美菜子、俺もだよ」
良治の口から思わず声が漏れた。妹はきょとんと首をかしげる。
「俺も幸せなんだ。美菜子がこうして側で笑っていてくれるだけで。でも、そうしているためにはもっとお金が必要なんだ。...美菜子にずっと笑顔でいてもらうために、もっと生活を良くしたいんだ。だから俺は頑張れるんだよ」
最後まで言い切ると、ああ、俺はこんな風に考えていたんだと思った。頭の中の霧が少し晴れたように感じる。良治は顔を上げ美菜子の目を見た。
「美菜子。お前だけは絶対に俺が守るからね」
美菜子の瞳が大きく見開かれた。そこから涙が溢れてくる。
「あーあーもう、泣くなよー」
良治が笑いながらティッシュを何枚かとって美菜子に渡した。
「...ご、ごめんなさい。兄様がわたしのこと、そんなに思っていてくれてたなんて」
美菜子が途切れ途切れに言う。
美菜子がこんなに感情的になるのは滅多にないことだ。
「大丈夫?美菜子…」彼が美菜子の頭を撫でる。
221:匿名:2018/07/02(月) 21:48 美菜子を宥め、夕食を終えてその日良治は床に就いた。勉強は早起きして取り組むことにしたのだ。
そしてその夜彼が見たのは優しい夢だった。
『...リョウ君...リョウ君』
自分を呼んでいる声がする。
あれはきっとあの子だ。あの子が、自分を呼んでいるのだ。
優しい声...。君は怒っていないの?俺のせいで死んでしまうことになったのに。君は許してくれているの?
朝。良治は目を覚ました。
つーっと頬に涙が伝っていた。
「はぁ…椛怜…」口からその名が溢れて余計に涙が出てきた。
優しい声がまだ頭に残っている。『リョウ君、私は……』
椛怜は何を言おうとしたのだろう。良治はケホッと咳をしてから涙を拭いた。
『リョウ君、リョウ君は私のこと、どう思ってる?』
記憶がバッとよみがえった。あの時、あの時椛怜はそう言ったんだ!たしかにそう…
俺は…何て返した?ちゃんと好きだって返した…?
閉じてしまった記憶の扉を開けたくなった。
いや、今日はこのまま眠ってしまおう。そんな気分だった。
226:匿名:2018/07/03(火) 21:42くっ…思い出しかけの記憶が気になって眠れない…
227:匿名:2018/07/03(火) 21:53 良治は洗面台に立って水を出した。こんなに気にしてたらダメだ…
冷たい水を顔にかけて彼はぶるっと震え上がった。
「兄様」
「うわっ?!」
良治がタオルで顔を拭いていると突然背後から声がした。仰天して振り向くと美菜子が立っている。
驚いた顔のままの良治の頬に手を伸ばし、綺麗な指先ですうっとなぞった。
「兄様...また苦しんでいたのですか?あの人のことで」
苦しいよ、美菜子。
その言葉を呑み込んで良治は首を振る。
そっ気ない素振りだった。
良治は足早にに立ち去ろうとするが、後ろから美菜子が強い力で手を引く。
「何で隠すんですか?!何年兄様と一緒にいると思ってるんですか!嘘ついてることなんてすぐにわかります!」
美菜子は良治の目をじっと見つめた。
「…わかったよ、美菜子にはかなわない」
良治はははっと笑ってはなしをそらす。
「も〜兄様は…」
美菜子は呆れたように良治を見た。心地いい。こんなやりとりでさえも彼にとって心地良かった。
美菜子がいる。友達がいる。それで良かった。今の弱りきった良治には、それぐらいがちょうどいい。
234:匿名:2018/07/05(木) 23:36 でもそう思っていても椛怜の姿が何度も頭に浮かんでくるのだ。
…好きだからだった。心から、椛怜のことを想っていたから…
凛として、赤朽葉色の瞳が美しいさわやかな女性だった。いつも良治が悩むと、一緒に悩んだ。とてもいい人で、椛怜に心を奪われる男は多かった。
236:匿名:2018/07/06(金) 20:45自分もその1人だったのだ。
237:匿名:2018/07/06(金) 22:53 先程から椛怜のことばかり考えているのにも関わらず、良治が一つだけ思い出せないことがあった。
それは、あの子が最期に自分にくれた言葉。
『リョウ君...私は』
良治はどうしてもその続きが思い出せないでいるのだ。
もうこれ以上考えるのをやめようと決意する。
考えたところでどうしようもないのだから。あの子は二度と帰ってこない。
「兄様、ご飯…」
「あ、大丈夫。俺ちょっとみなとの家で勉強してくる。午後には帰ってくるからね」
勉強をして、気持ちを切り替えようと思った。
「わかりました。気をつけてください!」
美菜子はニコッとして彼を見送った。
「よー」
「良治おっすー」みなとはドアを開けて片手をあげた。
「どこまで進んだー?」みなとが机にお茶を置いて良治と目を合わせた。
「あんがと。 √のとこまで。」
良治は教科書をペラペラとめくった。彼の教科書はぼろぼろだった。
「…すげー勉強してんのな。」みなとが良治の手元をまじまじと見て言った。
「ん。お前と違って予習、復習してるから。」良治は得意げだ。
「うんうん、いい事だねぇ」みなとは自分のピッカピカの教科書を撫でてニコニコした。
「…いやいや、みなとも少しは勉強しろよ。」良治はみなとの頭を軽く叩いて笑った。
「まぁ努力してる人には誰も勝てないけどな。」みなとは、ははっと笑った。
244:匿名:2018/07/11(水) 20:09
ただ、医者になりたい。
人の死を目の前にして、彼はそう思うようになった。
父、母、それから椛怜。
すごく辛かった。まだ小さいながらに、彼は医者になることを決意したのだ。
「…じ。良治!」
目の前にみなとの顔があった。
「うわぁ!お前急に男の顔見せんなよ!ビックリだわ!」
「いや、急にそんな事言われて俺もビックリだわ!」
みなとは良治の肩をパンっと叩いた。
「お前はいつも女子が寄ってるから男に慣れてないのかよ。逆に」
「ちげーよ」良治が嫌そうな顔をした。
「あー俺も彼女欲しいなー」
みなとは頬を膨らましてシャーペンを置いた。
「俺も彼女いないし。勉強しよ。」
良治は呆れてため息をついた。
その夜。
「兄様お勉強お疲れ様です。」
美菜子がお茶を差し出した。
良治は帰って来てもなお勉強を進めていた。
「ありがとう、美菜子」
差し出されたお茶を左手で受け取る。
ほのかに生姜の香りがした。
250:匿名:2018/07/13(金) 21:20ついでに磯の香りもした。
251:匿名:2018/07/15(日) 22:40彼は暖かいお茶を身体に流し込んだ。
252:匿名:2018/07/15(日) 23:02意外!!それは、ミルクティー!!!!
253:匿名:2018/07/15(日) 23:03やったぞ…これで世界は僕のものだ!!
254:匿名:2018/07/16(月) 00:04いよっしゃあ!!うれぴー!!!
255:匿名:2018/07/16(月) 20:22美菜子は思いっきり引いた。
256:匿名:2018/07/16(月) 20:37良治は慌てて首を振った。
257:匿名:2018/07/16(月) 20:43「美味しい」良治は笑顔になった。
258:匿名:2018/07/16(月) 21:03 「…兄様。お話があります。」
3巻へ続く。
「ありがとうございました」
もっと早く言えたらよかったのに
良治は美菜子を丸のみにした。
「…っはぁ!」
良治は息苦しさに目が覚めた。
「…夢か」
美味しかったぴょー
262:匿名:2018/07/16(月) 21:28 枕もとを見ると美菜子の腕が転がっていた
ふと口元をふくと紅の血が袖を染めた
そんなバナナ
264:匿名:2018/07/16(月) 21:29 そうだ、俺は椛怜もこんな風に殺してしまったんだ。
良治は思い出した。
口が生臭い
266:匿名:2018/07/16(月) 21:31良治「俺は人食いだったのか」
267:匿名:2018/07/16(月) 22:05 そこに突然、懐かしのあの三人組と縛り付けられたままの先輩とsyamu、そして男が彼の元へ訪れた。
良治に向けて突き刺さるような目線を飛ばしている。
順平から「タスケテホシイダデ・・・タスケテホシイダデ・・・」と独り言が聞こえる。
良治「わかったよ、ゾット帝国読んでやるよ」
269:匿名:2018/07/16(月) 22:20 良治はまず三人組を味見するかのように舐めた
そしていっきに丸のみしたそして先輩とsyamu、男もぺろりと平らげた
みんな食ってやるー!がおー!
271:匿名:2018/07/16(月) 22:27 しかし、良治は後悔してしまった。
syamuの自宅後悔と同じくらいの後悔だ。
(先輩とsyamuを撮ってニコニコに上げればも◯うを超える真のニコニコの王となり会長の座を獲れたかもしれなかった・・・!)
良治「皆食っちまったなう」
273:匿名:2018/07/16(月) 22:29なんとそこに美菜子の霊がっ
274:匿名:2018/07/16(月) 22:32鼻水垂れてきた
275:匿名:2018/07/16(月) 22:32そんな感覚が走った
276:匿名:2018/07/16(月) 22:32陰陽師と悪魔と天使が三つどもえの争い!
277:匿名:2018/07/16(月) 22:33ほとばしる肉汁!
278:匿名:2018/07/16(月) 22:34とびちる美菜子!
279:匿名:2018/07/16(月) 22:34仲間たちと部活で流した汗は俺たちを裏切らない!
280:匿名:2018/07/16(月) 22:35玉ねぎのシャキシャキとした食感、肉の柔らかで口を包み込むうま味を良治が襲う!
281:匿名:2018/07/16(月) 22:36良治「はああああああ」
282:匿名:2018/07/16(月) 22:36陰陽師「霊がおる!霊がおるぞ!美菜子!?美菜子消えろ!!!キェエエエエエーーイ!!」
283:匿名:2018/07/16(月) 22:37美菜子「もむだけジューシー」
284:匿名:2018/07/16(月) 22:37 〜悪食娘コンチータのメロディー〜
「喰らい尽くせ!この世の全て!俺の胃袋にはまだまだ空きがある。青白く輝く猛毒はメインディッシュ(三人組)のスパイスに最適さ!舌先を駆け巡るこの至福、晩餐はまだまだ終わらないんだ」
一気にこう言い切ると、良治は狂ったように笑い始めた。
「あはははははははは!!」
そして、美菜子が消えた跡にはから揚げ弁当が落ちていた。
唐揚弁当食す
悪魔「きしししし・・・・旨そうな男どもだ」
悪魔は二人を飲み込んだ
悪魔は唐揚げ弁当を食べた
288:匿名:2018/07/16(月) 22:39すると、謎の弁護士から連絡が来た
289:匿名:2018/07/16(月) 22:41今から食われに来るうえい
290:匿名:2018/07/16(月) 22:41悪魔「了解した」
291:匿名:2018/07/16(月) 22:41実は悪魔は美少女だ
292:匿名:2018/07/16(月) 22:43その弁護士は来る途中、その悪魔のフェイスブックをフォローした。
293:匿名:2018/07/16(月) 22:44 天使「アッハハハハハハハハ!!!」
悪魔「アッハハハハハハハハ!!!」
陰陽師「アッハハハハハハハハ!!!」
天使・悪魔・陰陽師「フュー、ジョン、ハッ!!」
???「ふぅうう…無事成功したようだな…!!待たせたな、良治!!俺は天使・悪魔・陰陽師が合体した存在だ!天魔エクソシスターとでも呼んでもらおうか!ハハハハハ!!貴様に俺が倒せるかな?」
その事が5chへ広まった
295:匿名:2018/07/16(月) 22:44悪魔「やったあホォロワー増えた!」
296:匿名:2018/07/16(月) 22:445chで天使、悪魔、陰陽師が叩かれている。
297:匿名:2018/07/16(月) 22:45しかし良治はすでに悪魔に消化されていた
298:匿名:2018/07/16(月) 22:46その頃鬼女板では、彼らの特定作業が進んでいた。
299:匿名:2018/07/16(月) 22:46???は骨になった良治をとりだした
300:匿名:2018/07/16(月) 22:46天使、悪魔、陰陽師の住所と本名、電話番号が晒された
301:匿名:2018/07/16(月) 22:46だができるはずない
302:匿名:2018/07/16(月) 22:47俺の名はじゃがいも戦士まさお!根菜王に俺はなる!!!
303:匿名:2018/07/16(月) 22:47もう3匹は合体したのだから
304:匿名:2018/07/16(月) 22:47 1 風吹けば名無し@無断転載禁止:2018/07/16(月) 22:44
ちょww
2風吹けば名無し@無断転載禁止:2018/07/16(月) 22:45
は?どういうこと?
3 風吹けば名無し@無断転載禁止:2018/07/16(月) 22:47
りょーじきゅんどうした
まさおは美菜子の怨念でほろびた
306:匿名 hoge:2018/07/16(月) 22:48そして時は世紀末・・・
307:匿名:2018/07/16(月) 22:48そして何故か関係のないまさおがネット上で炎上してベイクドポテトになった。
308:匿名:2018/07/16(月) 22:50悪魔はさらに美少女になったら
309:匿名:2018/07/16(月) 22:50まさおはうまかった
310:匿名:2018/07/16(月) 22:50そう弁護士は言った
311:匿名:2018/07/16(月) 22:50ベルギー「それはフレンチフライじゃねえ...ベルギーこそがポテトフライの発祥地だ」
312:匿名 hoge:2018/07/16(月) 22:52その後、まさおの住所が5chへ投下された
313:匿名:2018/07/16(月) 22:55そこへ良治と悪魔、二度の消化を免れた先輩とsyamuが現れた
314:匿名:2018/07/16(月) 22:57うひょおおお
315:匿名:2018/07/16(月) 22:57と泣いた
316:匿名:2018/07/16(月) 22:59枯れた大地が潤い、そこには新しい生態系が生まれた
317:匿名:2018/07/16(月) 23:00美菜子の群れ
318:匿名:2018/07/16(月) 23:00そして悪魔の群れ
319:匿名 hoge:2018/07/16(月) 23:01先輩とsyamuは強大な国を立ち上げた
320:匿名:2018/07/16(月) 23:01悪魔は美菜子を食い尽くした
321:匿名:2018/07/16(月) 23:02 その後、先輩とsyamuは世界を掌握する超巨大国家となるのだが・・・
それはまた別のお話。
その頃
ドイツは大混乱だった
ぎゃああああ
324:匿名:2018/07/17(火) 12:51グループF予選敗退いゃああああああああああああっっ!!!!!
325:匿名:2018/07/17(火) 17:55その様子を文明が退化したロンドン市民が楽しんでいた
326:匿名:2018/07/17(火) 18:49その反動でドイツの文明は大きく進化
327:匿名:2018/07/17(火) 18:51イタリアはドイツにすり寄っていった。パスタを手土産に。
328:匿名:2018/07/17(火) 19:45 <丶`∀´>ドイツがスゴイニダ
<丶`∀´> ドイツ様ー
(`д´L) うっせえカエレや
<丶`∀´> は?調子乗んなニダ
(`д´L) カ・エ・レ
,___、
,_}=n==n{______、
/,--, /l_l| } =(二iニニO
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そして、イタリアと良治はこの独韓戦争に巻き込まれた
良治はイケメソだった頃の面影はなく人食いと化していた
330:匿名:2018/07/17(火) 20:11ふひひひひ
331:匿名:2018/07/17(火) 20:14なんとスペインが・・
332:匿名:2018/07/17(火) 20:26ユーラシア大陸から切り離された。
333:匿名:2018/07/17(火) 20:46う、嘘だろ?!
334:匿名:2018/07/17(火) 21:16いや本当
335:匿名:2018/07/17(火) 21:24おいらカツ丼ちゅき〜
336:匿名:2018/07/17(火) 21:24そんな声が聞こえた
337:匿名:2018/07/17(火) 21:26黒幕は韓国ニダ
338:匿名 hoge:2018/07/17(火) 21:28そして何だかんだありまして独韓戦争に韓国が奇跡の勝利
339:匿名:2018/07/17(火) 21:30 そして韓国はアジアとアフリカを席巻した。それに立ち向かうは
日本、アメリカ、メキシコ、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、北朝鮮
そしてーーーーーー良治一行
その指揮をするのは先輩とsyamuの国である
その名も・・・
その為全国的にキムチが大流行!
納豆キムチ丼やキムチがけ豆腐など大豆との組み合わせでさらにおいしいと女性の間でほんのり話題に!
おかげで書店では大豆関連の書籍が大流行!
世界は今、大豆を推している───!
スリジャヤワルダナプラコッテ帝国!
343:匿名:2018/07/17(火) 21:33悪魔「みんな食べてやるー!がおー!」
344:匿名:2018/07/17(火) 21:34キム「それいけーミサイルマン」
345:匿名:2018/07/17(火) 21:40韓国に抵抗したとして金正恩がノーベル平和賞を受賞した・・・
346:匿名:2018/07/17(火) 21:42まあなんやかんやありまして南北統一を果たした。
347:匿名:2018/07/17(火) 21:43だが韓国もといキムチ帝国はあきらめなかった。世にも恐ろしい黒電話作戦を決行したのだ。
348:匿名:2018/07/17(火) 21:45木やああああ
349:匿名:2018/07/17(火) 21:45韓国がsyamuから盗んだ爆弾付ヘッドセットを北朝鮮側へ投げ込むのだ。
350:匿名:2018/07/17(火) 22:55くさい
351:匿名:2018/07/17(火) 23:09そんな声があった
352:匿名:2018/07/18(水) 05:41良治は朝鮮半島ごと食べた
353:匿名:2018/07/18(水) 08:15だが、地下ドルの上で吐き出した
354:匿名:2018/07/18(水) 13:11埼玉アリーナが崩壊してしまった
355:匿名:2018/07/18(水) 13:53あべ「東京大丈夫か!?」
356:匿名:2018/07/18(水) 17:53 東京「多分大丈夫ニダ」
韓国と混ざったニダ
うひひ
358:匿名:2018/07/18(水) 21:41そして東京五輪が韓国で開催された。
359:匿名:2018/07/18(水) 22:37あつい
360:匿名 h:2018/07/19(木) 05:47そのころ新石器時代のロンドン
361:匿名:2018/07/19(木) 07:48消えたはずの地下ドルとおじいとお兄さんが奴隷として働いていた
362:匿名:2018/07/19(木) 09:11主人は無能なので監視の目はガバガバである
363:匿名:2018/07/19(木) 12:57 お兄さんは主人の携帯を盗みツイッターで救助を要請した
ああああ @sassatotasukero213
ロンドンにいるから助けてください!
#助けて
#拡散希望
そこへ良治がやってきて言いました・・・
365:匿名:2018/07/19(木) 18:12ちくわしか持ってねえ!!
366:匿名:2018/07/19(木) 18:18しかしそこに良治のちくわへの想いに心を打たれたちくわ大明神が降臨した
367:匿名:2018/07/19(木) 18:27ちくわ大明神はお兄さんのツイートを拡散してくれた
368:匿名:2018/07/19(木) 20:59良治!
369:匿名:2018/07/20(金) 20:08って誰かに呼ばれた。
370:匿名:2018/07/20(金) 20:13気がした
371:匿名:2018/07/21(土) 08:38良治はいないのだ
372:匿名:2018/07/24(火) 09:04これいつまでつづくの
373:匿名:2018/07/24(火) 13:11これは永遠に続くのだ。
374:匿名:2018/07/25(水) 14:13「ヤッホー」
375:匿名:2018/07/25(水) 14:16「はい、ひょっこりはん」
376:匿名:2018/07/25(水) 14:26そのあと、警察が
377:匿名:2018/07/25(水) 14:27おもらしした
378:匿名:2018/07/25(水) 14:37うわー…
379:匿名:2018/07/25(水) 14:39そして警察は考える事を止めた
380:匿名:2018/07/25(水) 15:59はずだった
381:匿名:2018/07/25(水) 16:00なのにどうしてー。
382:匿名:2018/07/25(水) 16:03警察がなぜか、木に引っかかっている!
383:匿名:2018/07/25(水) 16:04「たーすーけてー」警察は叫ぶ。
384:匿名:2018/07/25(水) 16:04そこに、トランプ大統領がいた
385:匿名:2018/07/25(水) 17:10hello〜
386:匿名:2018/07/25(水) 18:00どんぶらこどんぶらこと流れてきます
387:匿名:2018/07/25(水) 18:10警察はみなかった事にした。
388:匿名:2018/07/25(水) 19:08そしたらトランプ大統領が追いかけてきた。
389:匿名:2018/07/25(水) 19:57 ジョージブッシュ!wwwww
ジョージブッシュ!wwwww
警察は必死にトランプ大統領から逃げた。
391:匿名:2018/07/25(水) 20:55が、警察は転んでしまった。
392:匿名:2018/07/25(水) 20:56踏まれた
393:匿名:2018/07/25(水) 20:57が、トランプ大統領が素通りして、助かった。
394:匿名:2018/07/25(水) 21:03と思いきや!!
395:匿名:2018/07/25(水) 21:04なななんと!!
396:匿名:2018/07/25(水) 21:04すると今度はブルゾンちえみが35億人の男を連れて追い掛けてきた。
397:匿名:2018/07/25(水) 21:09もはや、地獄絵図だ。
398:匿名:2018/07/25(水) 21:18もはや、天国絵図でもある。
399:匿名:2018/07/25(水) 21:55このまま35億に埋もれてしまうのか!!
400:匿名:2018/07/25(水) 22:06「35億、35億、35億、35億、35億、35億・・・・。」男たちは、そう叫ぶ。
401:匿名:2018/07/25(水) 22:20そこに颯爽と現れたのは…!
402:匿名:2018/07/25(水) 22:29欅坂46の平手友梨奈ちゃんだ!
403:匿名:2018/07/26(木) 08:39平手友梨奈ちゃん「僕は嫌だ!」
404:匿名:2018/07/26(木) 08:48「不協和音を僕は恐れたりしーない♪」なんと、不協和音を歌い出した。
405:匿名:2018/07/26(木) 11:38が、トランプがマイクを奪ってしまった
406:匿名:2018/07/26(木) 11:46「やっ、やめてー!」
407:匿名:2018/07/26(木) 12:25しかし平手ちゃんはマイクを胸元にもう一本しのばせていたためそれを使いソロ曲「山手線」を歌いだした。
408:匿名:2018/07/26(木) 17:13 トランプ大統領「ナンテウツクシイ、ウタゴエダ・・・・。」
トランプ大統領が泣き始めました。相当感動したのだろう。
それを見た警察は……
410:匿名:2018/07/26(木) 17:20おもらしをした
411:匿名:2018/07/26(木) 17:20だが
412:匿名:2018/07/26(木) 17:21ɭ ɿ兯ん❤
413:匿名:2018/07/26(木) 17:23警察はオネエだったのだ
414:匿名:2018/07/26(木) 18:02と思ったが違った
415:匿名:2018/07/26(木) 18:02おねえではないが、ゲイだ
416:匿名:2018/07/26(木) 18:10@soramame676252 ツイッターアンチ求む!!!!!!!!!!!!!!!!!!
417:匿名:2018/07/26(木) 18:15アンチには誰も来ないので、なくなった
418:匿名:2018/07/26(木) 18:17お話作成中すまん。>>416誰だよ???勝手にTwitter行っとけ
419:匿名:2018/07/26(木) 18:25するとその時!!!
420:匿名:2018/07/26(木) 18:25>>419はお話の続きです
421:匿名:2018/07/26(木) 18:26トランプ大統領が
422:匿名:2018/07/26(木) 18:32君が好きだ。愛してる。アイスのように僕と溶け合おう!クソが!と言った。
423:匿名:2018/07/26(木) 18:32意外と日本語は上手い
424:匿名:2018/07/26(木) 18:36はず
425:匿名:2018/07/26(木) 18:36だ
426:匿名:2018/07/26(木) 19:11巨乳になった
427:匿名:2018/07/26(木) 19:14が、トランプ大統領がざわめく。
428:匿名:2018/07/26(木) 19:20「何できょにゆうになった
429:匿名:2018/07/26(木) 19:20」
430:匿名:2018/07/26(木) 19:21トランプ大統領は言う。
431:匿名:2018/07/26(木) 19:38その時!「うぎゃああああああ」
432:匿名 主:2018/07/26(木) 19:42「な、なんだ!!?今の声は!?」
433:匿名:2018/07/26(木) 19:43するとそこには・・・・。
434:匿名:2018/07/26(木) 19:44カエルが死んでて、それに驚いたばばあが転んでた
435:匿名:2018/07/26(木) 19:45という想像をしたトランプ大統領が駆けつけると・・・・。
436:匿名:2018/07/26(木) 19:45その時、あちらこちらから、「うぎゃああああああ」「ぎゃああああああああ」という声が聞こえた。
437:匿名:2018/07/26(木) 19:46想像をしたトランプ大統領
438:匿名:2018/07/26(木) 19:46は、声が聞こえた場所に駆けつけると、そこには・・・・
439:匿名:2018/07/26(木) 19:47トランプ「店員さんすみませ〜ん、大きいカップの人用のブラ探してるんですけど」
440:匿名:2018/07/26(木) 19:47というトランプ大統領がいた。
441:匿名:2018/07/26(木) 19:48 >>440
という✖ と言う⭕
大きいカップ用のブラがない。
443:匿名:2018/07/26(木) 20:18トランプは焦った。
444:匿名:2018/07/26(木) 20:18ところがあった。
445:匿名:2018/07/26(木) 20:18冷や汗がだらだら出てきた
446:匿名:2018/07/26(木) 20:18「これがブラ。」トランプ大統領は感動。
447:匿名:2018/07/26(木) 20:19をなめまわした
448:匿名:2018/07/26(木) 20:19ブラをなめまわした。
449:匿名:2018/07/26(木) 20:20なめらかななめぐあい。
450:匿名:2018/07/26(木) 20:22トランプ大統領は興奮した。
451:匿名:2018/07/26(木) 20:22そこへ、女の子がやってきた。
452:匿名:2018/07/26(木) 20:34きっしょ。
453:匿名:2018/07/26(木) 20:50と言われた
454:匿名:2018/07/26(木) 21:23トランプはショックで号泣した。
455:匿名:2018/07/26(木) 21:23それを見た警察は……
456:匿名:2018/07/26(木) 21:25女の子を追いかける
457:匿名:2018/07/26(木) 21:33女の子は逃げる。
458:匿名:2018/07/26(木) 21:33だか捕まった。
459:匿名:2018/07/26(木) 21:46やーめーてーよー(泣)
460:匿名:2018/07/26(木) 23:23女の子は警察にストレートパンチをくらわせた
461:匿名:2018/07/27(金) 00:28警察「ぐはぁっ…なんて力だ!」
462:匿名:2018/07/27(金) 00:57警察の力が緩んだ隙に女の子は走って逃げた
463:匿名:2018/07/27(金) 01:13 実はこの女の子、スポーツブラの妖精だったのだ。
名を、美菜子と言う。
警察は美菜子を追ったが美菜子は消えてしまった。
465:匿名:2018/07/27(金) 06:44トランプは警察に礼を言った。
466:匿名:2018/07/27(金) 07:57……いうかよ!
467:匿名:2018/07/27(金) 12:02って思い人も多いことだろう。だが、ホントに礼を言った。
468:匿名:2018/07/27(金) 12:16と、その時!!美菜子がまた現れた。
469:匿名:2018/07/27(金) 12:17と思いきや消えた。
470:匿名:2018/07/27(金) 12:18また現れた。
471:匿名:2018/07/27(金) 12:19美菜子「警察さんよ、こっちにおいで、ベーロベーロベエ!」
472:匿名:2018/07/27(金) 14:20 美菜子かわいいなう
トランプはTwitterにあげた
拡散。
474:匿名:2018/07/27(金) 20:21金正恩にフォローされた
475:匿名:2018/07/27(金) 20:36それを見た良治は…
476:匿名:2018/07/27(金) 21:04 「…なんだ、夢か」
そう、今までの流れはすべて夢だったのだ。でなければここまでふざけた展開は起こりえないのだから。
言い忘れていたが、良治は元々は奈良時代の人間であった。
そして時は流れ平安時代…
また良治は夢を見た
478:匿名:2018/07/27(金) 21:57そこは夢の国だった。(ネズミーランド)
479:匿名:2018/07/27(金) 22:16 「ハハッ」
謎の裏声で目が覚める。
「また夢かよ…」
再び眠りにつこうとしたその時。
「いいえ、夢じゃないわ」
聞き覚えのある声に、良治はハッと目を向けた。
奴が着ぐるみの顔の部分を脱ぎ捨てる。声の主は…美菜子だった。つまり、美菜子はブラの妖精であり、ミッ○ーでもあったことになる。
「な…なんでお前がこんな所に…だってお前は…」
「貴方があの時食べたのは…私じゃない。この世に二人いるとされているうちの一人の…私のドッペルゲンガーよ」
「な、何だって―――!?」
「というわけでもう一人のドッペルゲンガーである私を潰しに行くのよ、兄上」
美菜子は良治の手を引っ張る。が、
「あれ…どうしたの、兄上?」
「…お前は美菜子じゃない」
「…は?」
「美菜子は、俺のことを兄上だなんて呼んだりしない」
「…」
少しの沈黙の後、彼女は手を離した。
「くっくっく…バレちゃあしょうがないねえ。やっておしまい、お前たち!」
いきなり後ろから皇帝ペンギンの大群がやってきた。可愛い。しかしこの誘惑に負けるわけにはいかなかった。
「やっぱり…お前が二人目のドッペルゲンガーだったんだな…!本物の美菜子をどこへやった!!」
「それは、私も知らない」
「何だと…!?」
「スパイダーマンは世界一の寿司職人になると言って東京メトロ丸ノ内線に乗ってしまった……しかもSuica残金は192円。本当にどこにいったのか分からない」
483:匿名:2018/07/28(土) 06:49 むしろ俺がどこにいるか分からない。俺はなんの為に生まれてどこへ行くのだろうか。
空からババアが降ってきて
「40秒で支度しな!」
と言ってきた
良治は、そこで起きた。
すると、布団の上に、トランプが乗っかっていた。重い。
良治「体重、何キロあるんだよ、、、。」
486:匿名:2018/07/28(土) 17:12圧死した
487:匿名:2018/07/28(土) 17:34___そして天国で___
488:匿名:2018/07/28(土) 17:34美菜子に会った。
489:匿名:2018/07/28(土) 18:39その隣には、美菜子に殴られた痕跡がある、トランプ大統領がいた。
490:匿名:2018/07/28(土) 19:43巨乳の。
491:匿名:2018/07/28(土) 20:02おっぱい。
492:匿名:2018/07/28(土) 20:08大統領、突然の死
493:匿名:2018/07/28(土) 20:46恐ろしく速い手刀、俺でなきゃ見逃しちゃうくらいの
494:匿名:2018/07/28(土) 21:26うわぁーーー
495:匿名:2018/07/28(土) 21:47なんだなんだ
496:匿名:2018/07/28(土) 22:04そしてみんな食われた(俺に)
497:匿名:2018/07/28(土) 22:041
498:匿名:2018/07/28(土) 22:042
499:匿名:2018/07/28(土) 22:04加速
500:匿名:2018/07/28(土) 22:04カソク