ねぇ、君も祈っちゃったんでしょう? 僕に睨まれた時にさ 1

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128: てぃあ◆62:2016/06/26(日) 17:02


 あんひび妄想 >>9 の続きだよ

 「……はぁ」 誰が聞いているかも知らずに、ひびきは1人部屋で溜め息をつく きっと理由はあるだろう
 そう……理由は、安藤にキスをされた時のこと 安藤はどうしてあんなことをしたのか? というのを考えているのだ
 しかし、それに対して安藤は見向きもしない! きっと、今の溜め息は聞いているだろう
 「…………」 ひびきと安藤は黙っている 重い空気だ ひびきは、黙って紅茶を一口
 ……と、それを変えるように、ひびきは安藤に話しかける

 「なぁ、安藤……」 「……なんですか、ひびき様」
 ひびきが話しかけると、安藤はすぐに返事を返す 安藤の頭の中には、お返事センサーというのが入っているのだろうか ←
 ひびきは、安藤に返事を返されて早10秒 安藤は、無表情でひびきのほうを向いたままだ
 「……あの時は、どうしてあんなことをしたんだ? 僕が好きだって言ったら、いきなり……」 「あの時、とは?」 「…………」
 ぽかん、となにを言っているのか分からない素振りをする安藤 ……本当は分かっているのだろう ひびきにキスをしたことを
 「安藤、あの時のこと、忘れたのか?」 「いえ、しっかり覚えていますよ」 「……なら、どうして嘘をついたりする 分かっているのに聞いてきて…… 話すのも、恥ずかしいんだぞ?」
 少し頬を赤らめて、改めて安藤のことをじろりと片目で睨む
 「申し訳ありません…… 実は、私も_____」
 安藤がなにかを言いかけた時 ガッシャアァーン!! という音が聞こえた ひびきがティーカップを落として割れた音? ……違う。硝子の割れた音だ
 「!?なんだ!?」 「ひびき様!」
 いきなりの音に、驚く2人。 窓硝子の方を見ると、そこには_____






 そこには、誰だか知らない黒い女が立っていた。


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