今日の朝は肌寒かった。むき出しの頬と腕を撫でる風が、体温を蝕むよう。いつもより早い時間帯だからなのか、昨夜降った雨のお陰なのか。予報士はなんと言っていただろう、とテレビの内容を思い出そうとするが、覚えていた内容というのは、昨日から先ほどまでテレビを見る余裕なんてなかった、ということ。ああ、と芋づる式に昨日のことが蘇って、風が吹く、撫でるように。それは慰めているからなのか、揶揄しているからなのか。あたしは体を小さく、小さく震わせた。夏はもう、終わりかもしれない。豚汁にいれるさつまいもを買わなくてはいけなかった。 / >>2
>>1は文化祭準備のために早起きしようと思ったけど寝坊しちゃってあわてて電車のホームへ走った後、ふうと息をついて あれ、今日ってそんな暑くない って思ったのが始まり
わたしの>>1スタイルって大きくわけると2パターンあって