かてぃあさん新スレおめでとうございます!!
>>10 ありがとうございます⭐🌈
>>11 ありがとうございます😊💗
>>12 ありがとう🌼🌞
11: 泡深 莉緒 ◆Lv.E:2017/12/27(水) 19:41
うーん、それはやだなあ
( 勝手に閉じて行く彼の家のドアを手で押さえると、少しの力がかかって止まった。まだ踏み込まないで、壁に手をついて覗き込むようにだけして、すこし冗談めかして言って。入っていった後ろ姿を眺めて、ああ、よかったと安堵の息が漏れる。まだ中に踏み込まなかったのは、やっぱりこの人は自分のストーカーだってわかっていたからだと思った。ドアから見た世界だけから推測するに、ストーカーの家だと言ってもあまりにも平々凡々としているように感じる。もっとなんか、写真がばーって貼られてたりとか、そういうイメージなのだけれど。気づけば玄関に踏み込んで、足だけ使って器用に靴を脱いでいた。スニーカーはぐっしょりで、水を含んでいつもより色が濃くなっていた。靴下になって玄関に立って、スニーカーを乾かすのはここでいいのか、濡れた靴下で踏み込んでいいのかと気にした。でも、私がこの家にとって新人であることは確かだった。ストーカーという事以外で、この人の事は何も知らない。まあ、ストーカーだからあっちは知ってるんだろうけどなあ。この靴の事と、お兄さんについてもう少し聞かないと、この先には踏み入れないと思って、ぐっしょりの靴下を脱いで裸足になると、床の冷たさに震えながら丸めた靴下とスニーカーを持って問うた。もう私はこの家の人になるんだから、と思ってあくまで気さくに。でもやっぱり嫁入りでもするわけじゃないのにこんな話し方をするのは、大事なものを見落としてる気がして口の中がしょっぱくなる。でもにっこりと笑って見せた。 )
ねえ、お兄さん。靴と靴下がびちゃびちゃだよ、どうすればいい。あぁ、お兄さんじゃなくて、私お兄さんをお名前で読んでみたい。お兄さん、なんて名前なの。知ってるんだろうけど、私は泡深莉緒って言うの。
>>10 名前を知らないお兄さん
これ、結構かいてるかも