さて、お次はゴブリンの解説です。前期末で追試を取った事は忘れておきます()
ゴブリンはその世界に於いては半人半精の怪物です。その世界で半人となるには秩序の因子とニンゲンの血が必要不可欠ですが、ニンゲンがその形状まできちんとニンゲンで在った頃にはニンゲン達は魔物と敵対関係にあり、それは汚染された大精霊の落とし子もまた例外ではありません。そんな中で交流はおろか交配は不可能に近いでしょう。であれば彼らは何処から、何者によって産み出されたのか。答えは簡単、秩序が送り出した出征部隊は皆全滅していました。それは誰も帰ってこなかった、という意味であり全員がタヒんだとも魔物に捕食されたとも確認されていません。中には失踪したり、魔物に利用されてしまった者も居るでしょう。ゴブリンはそんな者達の子孫です。ゴブリンの場合はその性質からクレイゴーストが憑依先をニンゲンへと移行し、土の魔力で汚染した上で本能に従ってか交配を重ねた結果誕生したとされています。現代では城下で共に暮らす仲間となっており、その岩の魔力への適性を生かして大工や食器造りの職人として働く者が多い様です。