「 ねぇさ、流星群を見に行かない? 」
急に突拍子のないことを言い出したのはアールグレイの彼女。そうなにも意味なくそんなことを言い出したのではない。ちゃんと理由のあってのことだ。
「 なんか生徒会に活動報告しろ〜って言われちゃってさぁ、どうせ部員でちゃんと活動
してるの私しかいないしどうせなら皆で行きたいなぁって 」
そう言いながら手元にある二つの鍵を楽しそうに揺らす彼女。彼女にしてみればこの状況は彼女にしてみれば非常にるるるんっとしたものなのだろうが。手元に揺れる鍵が気になる。
「 なぁ、レイ……その鍵って、その、どこの鍵だ? 」
「 何言ってるのくーちゃん、学校と屋上の鍵に決まっているじゃん、割とあっけなくスペア作れたんだよね〜 」
なんかいかにも当然という雰囲気で言い放つ彼女だが、犯罪だよな?えっ、質問した俺が間違ってるとかそんなことないよな。
「 生徒会役員の人が何人もいるんだし、ぶっちゃけなんとかなるでしょ 」
なりません、てかならないよね?てか観測するならここでよくないか。
「 だって学校の屋上がここらへん一帯で一番見えやすいし、まぁ唯一の欠点は夜だから人間がいないっていうのだけれど…… 」
だめだこいつ……。常識が伝わらない。そうこうしているとネットスラリングを多用する杏が口を開いた。別にいいんだけどなんで誰も突っ込まないの?何?ここって常識人いないの?
「 今年は十二月十五日に双子座流星群が来るらしいですね……日曜日だから学校に忍び込もうと? 」
スマホから視線をあげ、杏の彼女はこの異様な空間の元凶である彼女を認める。するとアールグレイは満足げに頷きながら口元の手を当て笑う。あぁ、なんだろう。嫌な予感がする。
「 さっすが!りこちゃん!理解が早いね!ちなみに一番流れ星がみれるのは午前二時。でも基本その日は極大が真夜中なんだけど、一日観測できるらしいから…… 」
・視点 くざとくん、りこちゃん、レイ?とにかくかえたい
・れにちゃんそのた、クッキーとか作ってポットに入れたお茶と共に配る
・リリィちゃん、花柄ブランケット
最後らへん
「 だって、星とか月ってどんなに手を伸ばしたって届かないから 」
そう言いながら流れる星々にそっと手を伸ばす。ほらね、どんなに頑張ったって手は届かない。でもみんなといると少しあの星空に近づいた気がして……。
こんなかんじを予想
かてぃ様>>274と>>283を踏まえてキャラちゃん、キャラくんがやりそうなこと教えて下さい、( 土下座 )
これレイがまた死にそうなんですけど、次の日あたりに( ころすなころすな )
るーたん!!!>>274と>>283をもとにキャラくん、キャラちゃんがなにするか教えて下さい!!!( ハイパー土下座 )