これは完成したしなんなら前スレに載せたやつだけど、
『好意』
私には、好きな女の子がいる。
12月中旬にはもうガチ恋の域に達していたはずだから、もう三ヶ月は好きなのか。意外と短いな。
いろいろあってインターネットを離れて、再開しても、過去を封印するために当時好きだった人には近づかないようにしていたんだけど、あの子からはどうしても離れられなかった。いいねもブクマもフォローもしてない。質問箱も一回も使ったことない。でもずっと見てる。ずっと大好きだ。
あの子と飲みたいとか、友達になりたいとか、もうそういう希望は捨てて、でも絶望しているわけではない。彼女が存在してくれていることが私の存在理由でもあるし、彼女の口調だとか考え方にだいぶ影響されて今の私がいる。彼女は私にとって神様だから、一歩も近づけなくてもなんとも思わない。それが普通だから。
私はこれからもあの子のことを愛するし、だからといって別に何もしないし、なんか今彼女本当に野垂れ死にそうな風情が漂ってるけどそれでもいいと思う。でも私は彼女がいなくなったらたぶん後を追う。彼女が残したものなんてないから。彼女の遺物を無責任に拡散するんじゃなくて、あの世で彼女が暴れているところをもう一度見たいから。彼女が確かに生きていたという事実に縋ることなんかより、彼女が存在しているであろう別の場所に行って、そうして彼女をまた遠くから眺めて、ああ変わってねえな俺らやっぱ地獄行きだよなって笑いたいから。一人で。
どうしようもない自分だけど、彼女に対する気持ちだけは本物だって思いたい。何よりも醜くて、美しい宝物だって思えたらそれでいい。
推しちゃんに関しては>>158『好きな女と生きる理由』>>159『好意』なんかで言及してますね