一人称というのは、主人公(又は、ほかのキャラクター)の目線で書くことです。
私は〜、俺は〜、僕は〜 と、地の文(セリフ以外の所)の主語が自分を指しているのが特徴です。
これの欠点は、キャラに深入りできるかわりに、範囲が狭い。
つまり、そのキャラが、見たり知ったりしたことしか書けないということです。
たとえば、主人公の友達は実はこう思っていた。なんてことも、主人公が知らないと書けません。
直接、その友達と話して知るか、表情や噂で こう思っているんじゃないかな〜? というぐらいです。
それと、世界観とか人間関係を説明するのが面倒。
だって、「俺、名前は〜で、実は過去にこんなことがあって、お前のことはこう思ってるんだ〜」とか
「○さんは、■のことをこう思っていて、実は、○さんにはこんな秘密があって、■さんには……」
とか、言う人は、確実に読者から『誰だよお前っ!!』って、突っ込まれます。
だから、出来事とか行動とかで、地道に伝えて行くしかないんです。
そして、3人称。
これは、主に『神』の視点。作者視点、劇に例えるなら、劇を見てる人の目線です。
彼は〜 彼女は〜 ○○は〜 ■■は〜 (○と■は登場人物名) と、地の文が完全に他人事ですね。ナレータみたいな感じです。
例としては……主人公はそこで立ち上がる、しかし彼女は主人公を止めた。どうやら彼女は離れたくないようだ。
みたいな感じですね。
そして、三人称のいい所は、世界観とか人間関係の説明が楽な所。
だって、「○○は、■■のことを、実はこう思っていて、実は、○○にはこんな秘密があって、■■には……」
なんて、地の文で書いて、読者から『誰だよっ!』と突っ込まれても、『神だ』って、言えますからwww
(あ、でも全部ばらしたら面白くなくなりますよ? 当たり前ですけど……)
でも、欠点は心の中が書けない事。
このスレッドのタイトルみたいに、私って考えすぎなのかな……なんて書けなくなります。
(まぁ、 ○○は 〜なのかなぁ、と思った。 みたいな感じで、無理やりにはできますけど)
後、心の中を書かないから、早く進みすぎて味気なくなる可能性があります。
(〜しました。次に〜 その次に〜 みたいな感じで……)
どっちを書くかは、自由ですが、両方やってみることをおススメします。
長文失礼しました。
本当に何度もありがとうございます!
とても、分かりやすいです。
なんとなく自分で、主人公になりきる
ですがなんかこゆう場面はどゆう心情なのかとか?考えます。
あと、私小説更新したんで
よかったら見てくれませんか?
お願い致します。((感謝を込めて