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始めまして。体のことはなかなか相談しづらいものですよね。ここを当てにしてくださってありがとうございます。
既に保健体育等で習っているかとは思いますが、精通を迎えたということは、あなたがもう子孫を残すことが出来る体まで成長した、ということを意味しています。マスターベーションとは、それの予行練習も含まれている上、精神的な安定や肉体的な安定をもたらす意味合いもあります。
将来子どもを作るにしろそうでないにしろ、マスターベーションという行為はあなたがここまで無事成長したからこそできるようになったこと。汚いものでないということは理解してくださいね。
他人を見ていやらしいことを考えてしまうのも立派な成長です。
直接それを興奮してしまった対象の人に言ったり、強引に他者に欲求をぶつけようとする悪い人も世の中にはいますが（これをやると間違いなく嫌われるどころか相手に下手すると一生トラウマを植え付けることになりますので絶対にいけません。念の為）、それをするわけでもなく自分の中だけにとどめてきちんと消化できているのだから、何も悪いことなんてありませんよ。
さて、ここからはアドバイスというより、性に関する知識の話です。長くなりますし、もう保健体育等でご存知かもしれませんが、人体の仕組みをちゃんと知ることで安心できることもあるかもしれないので、参考までに。
男性のヒトは精通を迎えてから、ほぼ死ぬまで体で精子が作られていきます。
とはいえ、精子も加齢に伴い老化していきます。老化すると精液の生産量も減っていきますし、その分マスターベーションの回数も減っていく。参考までにあるサイトのアンケート調査を見たとき、10代の調査結果はなかったのですが、20代でほぼ毎日（ひと月に20回強）だったので、あなたはそれに近くなるのではないでしょうか。また、30代ぐらいになったら3日に一回が平均になるようです。
まだあなたは精通を迎えたばかりのようですし、そうでなくてもマスターベーションというのは脳から快感を司る物質（ドーパミン）が分泌されるため、自然とそれによる快楽を覚え、「これをすれば気持ちよくなれる」と学習するから依存性も高くなってしまう（言い方悪いですが薬物依存なんかもこれと同じで、「あれを使えば気持ちよくなる」と頭が理解するからやめられなくなってしまうんです。とはいえ、マスターベーションと異なりあれは体に本来いらないものだから、体に入るたびにボロボロになっていくのですが）。
マスターベーションはいわば子孫を残すというヒトの繁殖に必要なことですからこういった体のつくりになっているわけで、繰り返してもまったく問題はありません。先に述べたように、個人差はありますが加齢によって少しずつ回数も減っていきますので、今の頻度がずっと続くわけではない、と少しでも安心してもらえればと思います。
もちろん、何事においても過剰過不足はよくありませんので、精神的にも肉体的にも無理のない程度に抑えることが適切かと思います。
他者を性的に傷つけることのない限り、性的欲求は決して悪いことではありません。とても大切なことです。
まだ発達段階の途中で不安になってしまうことも沢山あるとは思いますが、どうかあなたが心健やかに成長できるよう、お祈りしております。
本当にありがとうございます、成長の証と聞いて心が晴れました。そんなに悪いことじゃないんですね、まだ自分に不快感はありますが大人になっていると思って理解していきます。
性についてもかなり参考になりました。また何かあつったら絶対相談しにきます！