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ランク（Ａ）
私は小さい頃から「凄いね」「可愛いね」ってよく褒められてる方だと思います
褒めて育てる方針なのかもしれませんが。
私は要領が良かったのか飲み込みが早く勉強、運動、ピアノ、ダンス、何でもそれなりに出来ていました
もちろん容姿もそこまで悪くないと思っています
褒美される事が気持ちよくてやった分だけ結果が出るのが嬉しかったんです
だから頑張っていました
けれどいつからか気付き始めたんです
私は「凄いね」「可愛いね」よりも親の愛情が欲しいって
私の妹は私とは全く違うタイプで勉強は嫌い、習い事はすぐ飽きる、やんちゃで適当で大人の言う事を聞かない、だから良い子なのは確実に私の方
それなのに親に手を取られるのは妹、私は荷物持ち
親戚の集まりで先に挨拶されるのも妹
私は配膳とかのお手伝い
努力せずして何の対価も払わずして明らかに妹の方が可愛がられているんです「愛嬌」その能力があるだけで勉強も習い事もお手伝いも免除されて意図せず良いものを引き寄せる妹にもやる、不快、不公平だと思うようになりました
だから変えようとしたこともあるし妹がよく言うセリフを言ったら怒られました
つまり、妹は許されることが私は許されない
別に妹のポジションを奪い取ろうとしたわけじゃないんです、ただ私も同じにして欲しかっただけ
けどもうそういう「常識」が出来てた
つまり、私は楽して愛される事が許されていないと思います
仕方ないとは思います、妹と私は違う人間だから個性に合わせた接し方になるのは当たり前だと思います
私は出来て妹は出来ないから妹にフォローに行くだけで別にいじめられてるわけじゃないんです、実際手がかかるのは妹の方だもん
うんわかる、わかるんだよ、でも本当はなんか嫌なんです
なんかどうにもこうにも損してる気分です
それになぜ私がなかなか割り切れないのか腑に落ちた理由があります
私が我慢していたのは仕方なかったから、怠け者の妹には管理する人が必要だもの、だから母さんが妹の方に時間と手間をかけるのは仕方ないと我慢して納得していました
なのに母さんは「平等に接しているつもり」などこんなふざけた事をほざく
妹の方にかまけている自覚がない
看過しがたい感覚のズレでした
だってそうでしょう？私的には妹は私より多くのものを与えられている、妹の方が得をしているという認識
けれど母さん的にはこの状態で平等
私と妹の価値を同じと見なしていない事になる
悪気なくナチュラルに差別してると思います
どちらの感覚でも平等は存在しないと思う
気づいているのは、理解しているのは私だけ
不快感があるのは私だけなんです
楽観ばかの妹はハナから理解なんて無理
母さんに理解させたい気持ちはあった、しかし普段から都合の悪い事を理解する姿勢が無く「相談して」なんてのは口先だけで結局自分の理想に近づくよう強制しようとする
反発したこちらが思い通りにならないとヒステリーを起こしまるで会話にならなくなります
私はそんな母さんを打ち負かす言葉も、能力も気力もありません
無駄な労力、時間の無駄、平等がどうとかいうのは置いておきます
ただ言えるのは何もしないで徳ができる才能は私にはないという事
妹のように人が勝手に助けて可愛がってくれるわけじゃない、愛嬌や可愛げでは及ばない
だから妹には出来ないことで頑張る、だから少なくとも私基準で妹と同じ扱いをして欲しいです