可哀想だなんて思ってないわよ……。酔ってもいない。稲は、自己満足なんてしてない。いつもダメ出しされてきたんだから……。
(相手の言葉が感にさわったみたいで、相手に聞こえるか聞こえないかくらいの声で上記をいいながらも「同情なんて、稲にはひつようない、父上が選んだ道が全て正しいんだから……。父上と母上は稲の頑張る全てなんだから……。」と何度も何度もいいながら「稲の意見はまだ口に出せるほど認めてもらえてない、全て完璧にならなきゃ、失態を繰り返すだけですよ。稲……。二度と繰り返したらダメ……」と、自分にずーっと言い聞かせて
>凌人
良いですよね、ホントに。
(相手を見つければ、ニコニコと笑いつつ「あ、宜しければご一緒にどうです、??」なんて、お菓子差し出しつつ述べて)
>>20 ミレイ様
…そうか。
(もはや病的とも思われる相手の様子を静かに聞いていれば、最後はもう何を言っても無駄だと思ったのか、そう短く呟いて。少し振り向き、相手に向かって切なげに視線配れば、「稲様にとって私は…裏があり、稲様のご機嫌ばかり伺っている下賤で不埒な執事とという認識だったのですね、」と、少し落ち着いたのか、元の口調に戻ればそう呟き、恭しく一礼しては「先程の御無礼、誠に失礼致しました。では、私はこれで失礼致します」と述べ、そのままスタスタと道場を後にして
>>21 稲様