>>40 ▽ 龍斗さん、 ……………。 ( 気絶してから数十分立った頃、痛みがおさまったからなのだろうか、ゆっくりと重たい瞼を開けて。一番最初に、一人の少年が視界に入ったが、まだ夢を見ているのだ、と思ったらしく、数秒間、じっと相手を見つめていて。次第にこれは夢でないと分かればガバッとその場に上体を起こし。少し傷が痛むものの、直ぐに立てば『 貴方も私の敵?敵なら殺すっ、』なんて言っては弓を持ち構えて。)