雨の降るどこかの街で、とある少年が語る。
__如月駅。
それは、現代のお伽話。
インターネットでは有名なお話ですよね。
ふと目が覚めると、如月駅に迷い込んでしまうというらしいのですが、はてさて・・・。
それでは、如月駅に迷い込んでからび無事に帰ってきた人は、どうなるのでしょうか?
そのまま平穏無事な生活を送れる?
答えはノーです。
如月駅に一度迷しまった人の世界は、その後、99%のリアルと1%のフィクションで構成された世界へと入れ替わってしまいます。
え?なぜ知っているのかって?
そんなことどうでもいいじゃないですか。
それよりも、如月駅にはどうやったら辿り着けるのか、そんな夢のある話をしましょう。
如月駅は、インターネット上にある1つの特異点だともいわれています。
アクセスする方法は実にたくさん、不特定多数のポイントからアクセスが可能なんです。
例えば、Twitterや動画サイト、他にも例えば1つの特設サイトからもアクセスすることが可能だそうですよ。
だから如月駅の話はインターネットに残されている。
特異点そのものは見つからなくても、アクセスログはアーカイブされているんです。
今回は、アーカイブされたものの中から、少しだけお話を紹介することにしましょう。
__そう、それは、世界が寿命を迎える、七日前のこと・・・。