『世界観』
聖書には七つの美徳というものが表記されている
人が犯す罪を七つに分類した七つの大罪と対をなすものの事。
正義、勇気、知識、慎重、忠実、貞節、愛の七つ。
七つの大罪が悪魔に例えられるのと同じように七つの美徳も天使に例えられる
正義のミカエル
勇気のウリエル
知識のラファエル
慎重のハニエル
忠実のザドキエル
貞節のメタトロン
愛のガブリエル
かつてこれら七つの美徳に対応する天使の名が付く七つの国があった
七つの国はそれぞれ王を持ち、それぞれの暮らしはあった
中には現代の日本に似た文化を築いた国もあった
美徳の名が付く七つの国にも生まれる身分の差や人種の差別。
この七つの国に本当の美徳というものは存在したのか否か