>>135 時雨「………母さん」 笛を吹き終わった時雨は、笛を握って静かに呟いた。時雨の目の端に、キラリと雫が光っていた。
維蛾「鳴り止んでしまいましたね……… そ,それよりあの方を探さなければ!Waste of timeしてしまいました!」 すっかり笛の音に聞き惚れていた為,人探しをするのを忘れてしまっていたことに気が付けばハッとして,ダメもとで宙に浮き辺りを見回してみるも,そう簡単には見付からずに