「その猫、私のなんだ。」 (4匹ほど猫を連れている少女。ふわふわの1匹を抱き抱え、残りの3匹は足下にいる。少女は、リョウスケが抱き抱えている猫を指さして)
「ふーん。どうぞ。返してあげる。」 (猫を優しく手放して。猫は叶汰の元へ歩いていく。) 「で、ここに来る前に看板みたいなのあったと思うんだけど、読んでないかな、女の子は入っちゃ駄目なんだ」 (リョウスケは、立って、淡々と叶汰にそう言う。)