>>196 突然叫ぶ彼女に驚き、思わず肩が跳ねる。 その後、半ば呆れた様な表情で話す。 「ッああ……驚かせるなよ、全く。 だから言っただろう、身辺警護してやるって。 これは、それを1番手っ取り早く行う為に 必要な道具って訳なんだ、分かったか嬢ちゃん?」 薄力小麦粉のパンパンに詰まった大袋を、 右手で摘んでヒラヒラさせながら言う。 こんな彼でも、お調子者な時があるらしい。 >>萌衣