>>45
「分かりました、時計ね。倉庫に私のお気に入りだけれど、勿体なくて使っていなかった物があった筈だから、それを差し上げるわ」
そう言うと、口に笑みを浮かべて。願いを言ってくれて良かった、とでも言う様に落ち着きを示し、安堵の息を吐き。言ってくれてありがとうね、とその後に付け足して。
>>44, >>46,>>51,>>53-54
「そうねえ。お客様は良くある事だし…。嗚呼、貴女を此処に住まわせる事なら何も否定はしませんよ、だって否定する理由がないものね。と言うかお部屋はたくさん余っているし、逆に貴女が来てくれた方が、きっと賑やかになると思うわ」
客が来てくれた事が嬉しいのだろう。満面の笑みでこくこくと縦に頷いて。しかも人外では無いか、人外ならば尚更断る意味も理由も無いし、逆にどちらにとってもメリットばかりだと、それを軽く説明して。…生活費とか何も無いからなあ、住みやすいだろうなあと言うのは心の声である。まあ、自分もそれに沢山助けられているし、それが広まって館が賑やかになるのであれば、此方も嬉しいと思ったのだ。
「住まうならば、お部屋を決めないといけないわね。お部屋の場所は好きに選んでね、大体何処も空いているし、気に入った所が無いなら…うーん、この館は魔法の館だから、きっと望んだ所に出来る筈よ。…あと、大事な事。生活費とかは取らないから、安心して頂戴ね」
優しい声で、相手の気持ちを読み取ろうとして。一気に喋り過ぎてしまう事が彼女の悪い所だが、それでも彼女なりに気を使っている様子だ。
>>63-64
客はどうやら新たな住人となるらしく、
エトナは少し心を躍らせていた。
[さて、どんな性̀格̀なのでしょうかね……。]
そう思っていると、どうやら向こう側へと
案内するらしいのだが、エトナは大きい故、
通れる所が少ない事に直ぐに気付いた。
「おっと……このままではいけないな。
『キュゥウン……ッ。』さあ、どうぞ。」
エトナは体長を約半分にして、道を開けた。
1m程体長を縮めているせいなのか、
さっきまでの厳かさが激減している。
>>日和、ユキメ、イリア、(ラミア)
「わぁ、いいんですか?ありがとうございます、助かります!困ってたんです、住んでた山には住めなくなっちゃってたんで」
ハキハキと言いながら、深く頭を下げ感謝する。
思いの外住人が多いことに少し驚き、同時に安堵した。
>>64
「あっ、はい!ありがとうございます!」
軽く会釈し付いていく。
>>65
「わぁっ、縮んだ?!そっか、貴方も人外なんですね。ありがとうございます!」
無邪気に驚き、彼の親切に感謝する。