>>153
動きを封じて攻撃、全く同じ事を返された。
────はずだった。それは何故か?
布の中に、ソレの姿は無かったのだ。
ソレは何と、違う岩の上に居たのだッ!!!
「やはり、お前の心は慢心に満ちている……。
己の力を過信し、未知の力をも圧倒出来ると、
己は誰にも負けないと、そう思̀い̀上̀が̀っ̀た̀のか?」
今居るのは、全てが鏡で出来た世界。
像を結んだ鏡の映像は、実像になる。
鏡を利用する戦いを行う彼はこの世界では、
まさに己の全てを自在に操作可能なのだ……。
>>葡萄、(イリア)