…まぁいいや。 今回は特別。…このままだとキリないし…
彼女が早くも折れた事に、彼は少し驚く。 「何だ、何も起こらなかったか……、 まァ良い、海宙、それは取っておけ、小遣いだ。」 彼は右手をヒラヒラさせながら言う。 冗談めかしく言っているが、 中には銅貨5枚に加えて銀貨5枚があった───。 >>一行、(ハル)