>>435
傍観している愁華に、再び彼は話し掛ける。
「愁華、君は生前、どんな人生を送った?
覚えてる限りで良い、私に聞かせてくれないか。
昔から私は心情を読む才能を持ち合わせている、
もしかしたら、君が幽霊になった理由が、
分かるかも知れないと言う事だよ……。」
1つの提案を持ち掛けた。彼もまた、
彼女が彼女たる所以を知りたいらしい。
>>一行、(ハル)
僕の生前…かぁ………
少し言い難いし一言で終わっちゃうような人生だったけど、実は僕凄い病弱でずっと寝たきりだったんだ…。
持病?って言うのかな?小さい時に重い病気になっちゃって、そのまま呆気なく死んじゃった…って感じかな〜
(まるで冗談を言うかのように笑顔で言うが、その笑顔には少し悲しみが現れていて)