>>39 義孝
よっしー酷いよ…女の子に向かって趣味が悪いなんて……
( 珈琲を飲み、熱くてカップから口を直ぐ話した彼を横目で見ながら、新たな一面を見れて嬉しいだけなのに、なんてクスクス笑いながらわざわざマグカップを置いて顔に手を当てて泣いたフリをしてみせて。さて、彼はどうして猫を被るような真似をしているのだろう。また珈琲を作り始めた時、寝不足?と聞いただけなのに何故、何をしていたのか誤魔化す事を考えていたのだろう。彼は恐らく、軽々しく人には言えないような事をしている人なのかもしれない、と考え。自分自身の考えで自らの好奇心を掻き立てると、あぁ知りたいな。なんて手で隠した顔の中で目尻を下げ口角を歪ませて押さえられない感情を出して。数秒経ち当初の笑みに戻すと、彼がこの泣き真似になんと反応するだろうかと指で隙間を作りその間から相手の表情をチラッと伺おうとして )
>>40 琴乃
「人の表情を見て楽しむ人に言われたくありませーん。」
(指の隙間から覗く彼女の黒々とした瞳を横目で見ると、わざと意地悪そうな笑みを浮かべてそう言い。嘘泣きは下手なんだなと思いながら珈琲にミルクを追加すれば相手に「みーさんはミルク入れないんですか?」と聞き、珈琲を一口飲む。どうやら十分に冷めたようで満足気な表情をしている。)