>>24 リセレス
じゃあそれでお願い。こんな魔法を使ってると良質な茶葉の産地にも知り合いが多くてね。ここに来る前はよく紅茶をご馳走になったよ。……今はコーヒーばっかりだけど。自分でお茶淹れるのは苦手でさ。
(荷物から長年の相棒である白薔薇の杖を取り出して点検するように眺め。暫く眺めた後、リセレスの紅茶の準備の方に興味が移ったのか、そちらの方に視線を移し。昔からコーヒーは美味しく淹れられるのに紅茶は自分で淹れると何故か酸っぱくなってしまい。他人が紅茶を淹れるところを観察すれば美味しく淹れられる様になるだろうか、と必死でコツを掴もうとし)
「…はいはい。」
(紅茶のポットが危なっかしい程の速さで戻って行く、手慣れた仕草で紅茶を淹れ)
「…良い、かな。因みにルードは?何か食べたりする?」
(ヴェリアへカップを飛ばすと、じゃあついでにと呼び掛けて)