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『 マニ おそい ピカ ちょっと まった 』
(白い石材で作られ、周囲に川が流れている神聖な雰囲気を放つ建物の前で
凶面を外したソレが待っていた…ソレは、随分待ったと言いたげだが
そもそも光に追い付けというのも無茶苦茶な話であり…)
「いや…速すぎるよ…。え、これ僕が悪いの…?」
数分後になんとか追いつき。
息を切らし、建物を見つめて。
「…ここが、石板のある場所…?」
『 ピカの いえ 石の板 ここに ある 』
(木製の重厚なドアを開けて、ソレが簡単に中に入って行く…
光で満ちているかのように、中は明るい)