>>168
そうですよね。
今回の様な件は初めてです。
でも、これで目星がつきましたね。
ありがとうございます。
巻物をしっかりみながら淡々と話す。
こんなことで怖気づく様な藍玉では
なかった。
むしろ、むこうから出て来てくれるなんて
ありがたい、ぐらいに考えているのだった。
……ふふ、才ある影を見るは久方ぶりよ…
(巻物を懐に収める、先程の様子からして此奴は気が狂っている、
そんな影こそ扱い易い物…飼い主から見れば良く出来た犬だ
才あるのは間違ってはいない…だが、あるとしても犬としてだ、これでは)
では行くがいい、お主ならば出来よう…
(嘘は言っていない、臆病者こそが妖の餌食なのだ、
それを退治するのは恐れを忘れた気狂いどもの誇れよ…)