>>284
『それでも寄る小狐に少し顔をしかめるが』
少しは待てい、チビ狐…
…こほん、ぁ〜
に~しき にしき こいにしき
わたりの はさくら くぐり いく
たきに ふきこむ こいたち の
に~しき にしき こいにしき
………ー、うむ、これだこれだ、今の唄が『跳ね錦』だ
(長いこと歌っていないが…よく間違わなかったものよ)
『満足そうに頷くと、チビ狐の顔を見る』
へえ〜…綺麗な唄だねえ!
(少し聴き惚れていたが、すぐに超舞の方を向くと)
じゃあ行ってみる、ありがとーね!
(ぴょん、と飛び降りて超舞に笑いながら御礼を言う。)
じゃーね、次は凛姉さんとのことも聞かせてねー!
(たたた、と走りながら超舞の方に手を振る。忘れていなかったらしく、最後にきちんと言い残して行った。)