>>55 リトさん
正直、変なことを聞いてしまったかな、と言った後に気づく。
しかし、帰ってきた返答は嬉しいもので。
自分だって怪盗なわけで。それを褒めてもらえるのは
自分が褒められているわけじゃなくとも嬉しいもの。
「!そうですか、僕も、怪盗っていいと思うんです」
柔らかい笑みで上記を言う。
恐らく、相手からは完全な子供のように映ってるのではないだろうか…。
自分の好きな物事になると
分かりやすくなるのは欠点だなぁ、なんて考える。
>>56 ライさん
リトは不思議な空気を感じた。(何だろう…こんなに人と話して嬉しかったのは久し振りだ…)相手はまるでピースサインのように純粋な笑みを見せている。「…そうですよね!私も怪盗みたいに正々堂々としたいものです!」…あれ?笑えている?今までは詐欺で恐ろしい笑みしかしたこと無かったのに…外ってこんなに素晴らしかったんだ…「えーと私はリトと申します。貴方の名前は?」