>>49 雅子さま
「なんか、手軽に観に行ったり出来ないかなあ…」
はあ、としたいことができない現状に溜息をつく。彼女は基本的に興味が無いことには本当に素っ気ないが、気になることには本当に貪欲なのだ。それに、もう成人近いとはいえまだ若い。隠しきれない幾ばくかの不満が顔から漏れ出ている。
雅子が紙切れを手に取ったのを見て、ぴく、と体を反応させ近くに行き、書いてある内容を覗き込む。
「何それ?…へえ、挑戦状?洒落たことする人も居るもんだねえ。」
若干驚きながらも、複雑そうな顔をする。
『楽しめるが、ゆっくりできる時間が短くなる』という単純な感情がそうさせているようだ。
【すみません、様々な人と絡みはしたいのですが私の貧相な脳では良い絡み方が思いつかなくて…。これから増やして行きたいと思いますのでご勘弁下さい。】