>>36 千鶴 様
「えいが、ねえ。成る程、興味深いものではあるけれど__今はまだ、良いかしら。今何が人気なのかも分からないのだし。……混雑していそうだし、今行くのはあんまりおすすめしたく無いけれど」
混雑していると、何より暑いから。少しほとぼりが冷めた辺りならば、言っても良いかもしれないなと彼女は心の中で呟いた。流石にピークの今ぐらい大人数はいないだろう。……ああ、でもやはり、時代はすぐ流れて行くのだと、寂しい気持ちが湧いて出て来た。どれだけその頃のままで居ようとしても、時代の波を動かすものは人間だから、必ず新しい時代が来てしまう。悲しいのか嬉しいのか、気持ちが混ざって、少し気持ち悪くなる。…まあ、それぐらい仕方ないのかもしれないとその時は軽く考えて、その場をやり過ごすことにした。
>>40 ライ 様
ひらり、と開いていることに気付かなかった窓から、何かが舞い落ちてくるのを一度見送って。少し埃のかかっている地面に落ちている紙を手に取り、まじまじと見つめる。
「予告状…だろうけれど。こんなものを送る人も居たものなのね、少し嬉しいかもしれないわ」
小さな依頼もなくて、暇だったから。例え彼女が間に合わず、相手に勝利を譲ったとしても、暇が潰せる故、気分が上がってしまっていた。
「さあて、私と同じく退屈なお人は何処にいるのかしら…っと」
一応、見つからないだろうけれど、投げ込んできた誰かを探すため。ソファから立ち上がり、予告状を手に立ち上がり、扉を開けるとカラカラと心地の良い鐘の音がする。そして下駄に足を突っ込んで、外に出るとキョロキョロと辺りを見回した。
>>48 楢館つばめ 様
鐘の音に扉の方を向き、彼の方を向く。手に提げている袋の中身は何かと考えていたら、いつのまにか彼が机に大福を置いていることに気づき、内心少し喜んだ。小腹が空いているところだったらしい。
彼の言葉に彼女はちょっと悩んで、どう言おうかと考える。そして少し間を開けて、こう答えた。
「それは、必ずと言うわけでは無いと思うけれど。お客様がいらっしゃれば仕事はやって来ますから、今の所では分からない__と言ったところですわね」
来るならば早く来て欲しいですけれど、と付け足して。大福と共にお茶を飲もうと、大福の隣にある急須を手に取る__前に、湯呑みが無いことに気付いた。空中で止められた手を下ろし、食器棚から二つ取り出す。落とさないよう充分に注意して机に置き、手慣れた動作でお茶を注いだ。
【絡んでくれた皆様 >> 絡んで頂き有難う御座います!返信遅れて申し訳ありません…!】
>>39 リトさん【絡みます!】
「そこのお嬢さん」
道を歩いていた女の子に声をかける。
急に声をかけたら警戒されるかな、と思い、微笑みながら言う。
まぁ、身長のせいで子供に思われてるんだろうな、と考えて。
近くで美味しい甘味処を知りませんか?と尋ねる。
>>42 茜さん【絡みます!】
「…依頼なら、今は無理かと?誰も居ませんし」
ひょこっと後ろから声をかける。
先ほど探偵の様子を見に、ついでに何か悪戯でも仕掛けようと来たところ、
誰もおらず帰ろうとした時、後ろから中に問うようなこれが聞こえてきて
声をかけたらしい。
>>47 蔓さん
「…そうですか」
短く返しては、相手が爪を噛んだのを見て癖だろうか、なんて考えて。
用か、と言われれば特に用というわけではなく首を横に降る。
この人は誰だろうか。探偵?同族?最近は詐欺師もいるらしいし…
「チビじゃありません、まぁ…用は特にないですが…面白いものが建ってるな、と思いまして」
>>48 つばめさん
「あ…探偵局の方ですか…すいません、お邪魔でしたね」
ふと、話しかけられて少し驚く。
軽く頭を下げて上記を言いながら邪魔にならないように退く。
もしかして見られていたかな、と考え。女性のように見えるが男性のようだ。
女装…てことは、依頼でもこなしてたのか?と首を傾げた。
>>49 雅子さん
先ほどいた場所からは少し離れたところから相手を見る。
どうやら、拾ってもらえたらしい。
もちろん怪盗として、探偵にも警察にも捕まる気は無いが、
面白いことになりそうだ、なんて考えて再びクスッと笑う。
>>49 雅子さま
「なんか、手軽に観に行ったり出来ないかなあ…」
はあ、としたいことができない現状に溜息をつく。彼女は基本的に興味が無いことには本当に素っ気ないが、気になることには本当に貪欲なのだ。それに、もう成人近いとはいえまだ若い。隠しきれない幾ばくかの不満が顔から漏れ出ている。
雅子が紙切れを手に取ったのを見て、ぴく、と体を反応させ近くに行き、書いてある内容を覗き込む。
「何それ?…へえ、挑戦状?洒落たことする人も居るもんだねえ。」
若干驚きながらも、複雑そうな顔をする。
『楽しめるが、ゆっくりできる時間が短くなる』という単純な感情がそうさせているようだ。
【すみません、様々な人と絡みはしたいのですが私の貧相な脳では良い絡み方が思いつかなくて…。これから増やして行きたいと思いますのでご勘弁下さい。】
それ、昨日も言ってたよな、
( はあ、とため息をつき苦笑をすると、近くにあった椅子を適当に引っ張り、彼女の向かい側に腰掛けて。これ誰の椅子?まあいいや。机に頬杖をつき、机の表面を爪でかちかち叩く。そろそろ爪を切る頃合いだ、と思った。扉の上にある鳩時計をみると、あと五分で鳩がぽっぽこ出てくるような時刻になっている。お茶を注ぐ彼女の慣れた手つきを見ながら、これってデジャヴだ、と思う。この事務所にいると、時が立つのがやけに遅い。きっと、探偵なんて暇な方がいいのだけれど。 )
雅子さ、爪切るやつ持ってる? 長くなってきちゃった
>>49 雅子
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はい…?
( ビラを見つめていると、突然指が視線を横切る。顔を上げると、見慣れない顔の、学ランを着た青年の顔だった。自分とそこまで身長も変わらない。人のビラに興味があるなんて変わっているな、と思う。ああそうか、と納得した。彼は、どうみても普通の青年だった。自分を見つめる彼の顔はどこか曇っていて、その焦げ茶色の瞳には吸い込まれてしまいそうな不思議な魅力すら感じる。そう、最近美術館で見た、有名な画家かの晩年の絵画みたいな…、そうそう、あの絵画に描かれていたのも、今日みたいな少し曇った空で…は、と我に返って彼にビラを手渡した。 )
どうぞ、別におれが使えるもんでもないんで、欲しいならもらっちゃってもいいっすよ
>>51 葛
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( あっ、そうなんですよー、ごめんなさいねー、通りまーす、と言いかけて、ちがう、そういう感じで話しかけたんじゃない、とふるふると首を振って。でも、自分が話しかけた彼女は、たしかに背は小さいけれど、どこにでもいそうな感じの子だな、と思った。改めて、彼女を上から下までぐるりと見てみる。自分と同じ年頃くらいだろうか、と思った。下手したら、年上なのかもしれない )
あ、なんかこの探偵事務所に用とか、ありましたか? 依頼、とか
>>52 ライ
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あ、いや、違うんすよ。おれ、この辺で探偵やってて、
( やばい、犬が部屋の中でも荒らしていたら本当にやばい。がっ、と勝手に部屋の中を見回したが、犬は彼女に撫でられて幸せそうに笑っている ( ようにみえる )。ほんとごめんなさい、と付け加えて部屋の中へ入ると、撫でられていた犬をひょいと抱えて、その顔を見る。犬は間抜けな顔をして、ぼんやりと尻尾なんて振っている。呑気な生き物だ、と思った。ああ、と彼女に向き直り、ぺらぺらと自分の素性を明かして )
>>53 リト
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( 何故か彼と自分の間に生まれた微妙な間に気まずさを感じつつ、依頼をしに来たわけじゃないのか、じゃあなにを…と考えて、突然噎せ出した彼に焦る。どうした、飴でも飲み込んだのか、とわたわたする。わたわたしてみて気づいたが、彼は自分より相当背が高い。あと、足も長い。すげー、なんて思いながら、彼の背中をさする。さすっていいのかはわからないけど、とりあえず声をかけてみたりなんかして )
大丈夫?? は、え、どうした、大丈夫??
>>62 茜