…だ、だいじょーぶ!心配しないで!
( 口ではだいじょーぶだと言いつつも、右の膝小僧が若干擦り切れていて、痛みを誤魔化すかのようにやさしく患部を撫でてみる。差し伸べられた手を掴むと、おねーちゃんの身体に負担をかけないよう、緩やかに立ち上がって、えへへと幼稚っぽいが何処か安心感を感じさせる、無邪気な笑顔を浮かべる。 そういえば、と手を差し伸べてくれたおねーちゃんの困惑気味な表情と、自分の指のほとんどに貼ってある絆創膏を交互に見て。おねーちゃんは怪我の原因が知りたいんだなぁ、となんとなく察し、これはさっきクマちゃんを作ってたらちょびっと刺しちゃって!平気だよ!と軽快にウインクをしながら付け加える。 )
>>55 : 朱華おねーちゃん!
お裁縫してたのね。でも、ちょっと刺しすぎ…かもね。
(元気よく答えるも患部を撫でるような仕草をするまりんちゃんを少し心配し、平気ならいいんだけど…とつけたし、眉を八の字に。実はまだ心配だけど、これ以上追求しても、怪我が治るわけでもないし、まして、めんどくさいなどとは絶対に思われたくない。さて、指を見るとこれまた怪我をしている不器用なのはまぁ知ってはいたのだが、指をほとんどさしているとなれば状況もまた変わるものである。まぁ、絆創膏もしているし、次気をつけて欲しいな、と思い、また歩き出し)
次は気をつけてね?さ、食べましょ。