( 相変わらず曇っている空を見上げ、ため息とともに目の前の石を蹴飛ばす。しばらく石を蹴りながら進むとそこには小さな一軒家が。先程まで蹴っていた石を拾い、一番大きな窓に石を投げつける。大きな音を立てて割れたガラスを踏まないように足を踏み入れると、そこには転がった死体が三つ。それを見て小さく舌打ちをし、こんなとこで死ぬなんてついてないねぇ、なんて不謹慎な事を考えながら、物置を覗けば乾パンや非常食がいくつか。思わず口笛を吹きながら食料をいくつか頂戴して、外に出ると一緒に生き残った彼女にさっき盗んだ食料を投げながら声をかけ )
ん、これ、食料………、ところでアンタ何してるの?
>>ミルキィ
なにッてほら、ちョッとこれ見てみなさいよ、
( 投げ付けられた食料を左腕で抱えつつ、わかりやすく苛立った表情を浮かべ。がしゃん、硝子の破片をわざと音が鳴るように踏みつけながら相手へと近付く。乾パンの袋を乱暴に破り、乾ききった硬いパンを口に入れて数回粗嚼。あからさまに不機嫌な顔を崩さず、右手の甲を相手の顔面にずいと差し出して )
破片がかすッて血が出ちャッたじャないのよ。それにこのパン、あんまり美味しくないわ
>>5 ルア