エェ…俺は城の方が…ーってはぁッ、⁉センセが石を… (どちらにせよ首根っこを捕まれるような感覚にゲェッと舌を出した刹那、彼女が発した言葉に真ん丸の目を見開き驚く。自分が「 月の石」と自負しているその綺麗な石は彼女の手の中に収まってしまった。ズキズキと痛む腕に意識を向ければ少し血が滲んできていて、思わず顔を歪める。保健室、という甘美な響に甘えるように、けど決して警戒を緩めずに) 保健室…行くから、石、返してくれる…、? >>50 聖成センセ