そうなんだあ。折角捕まえたのにねえ、まあ君がそれを望むなら仕方ないや、
( 心なしか生気を失っている、先ほどまではピョンピョンと元気に飛び跳ねていた蛙の足をひん掴んでは窓際にまで連れていって、窓を開けて湖の縁にへと軽く放り投げたらポチャン、という音と共に落下する蛙をじぃっと見つめる。蛙にはシャーベットみたくひんやりとした視線を向けていたものの、彼女に対してはまた普段の柔らかな笑みに戻って応対する。そして投げ掛けられたこれから何をする、という問いに対してうーん、と頭を押さえてしばらく思考を巡らせては、途端に私は魔法の練習をしたいと思うの、一緒にやる?とネリネちゃんの顔を覗き込んでは呟き )
私、新しい魔法を学んだんだ
>>32 : ネリネちゃん