>>54-55 「敵の持つ力量を推し量る事無くして、 強敵に勝つ事は出来ない。ましてや、 貴様の様な直進型は鉄砲玉になるのがおちだ。 突っ込んで、ただそれだけ。何も成せぬ。」 (エリカのパンチに怯む事すらせず、 そのまま胸に打たれた拳をゆっくり掴む。) 「……。こんなものか?貴様は。」 (深紅の眼が、エリカを鋭く見下ろす。)