>>75 (香鷺さん)
「あ、ありがとぅ…」
(初めて家族以外に名前を呼ばれ、驚きながらも礼を述べる。その後、自分がウサギと言われたことに気が付き、不思議に思いながら握手を返してくれた相手の手をもう片方の手でそっと包む様に握って)
「名前!さん付けじゃ無くていいよ!好きなように呼んで!」
>>76 (ミナツさん)
「……うん…!…」
(白くてふわふわしていてなんだか小さい生き物、よくは知らないけど動物はだいたい好きだ、と表情を柔らかく緩め、また図書室で動物図鑑でも借りようかと考え、自分の時はよく“様”をつけて呼ばれていた事を唐突に思い出し、そういえば名前を呼ばれた事はあっても人を呼ぶことは少なかったなあと慣れない感覚にわくわくと瞳を輝かせ)
「じゃあ……みなつさま?」
>>77
「?……うん!」
(お礼を言われるようなことしたっけ?と少し首を傾げたがまあいいやと嬉しそうに包まれた手を似たように真似をしてそっと包み返し優しく握って、思い出の中で反響する“人との正しい繋がり方を覚えなければだめだよ”と言われた言葉をふと思い出し、ああそうか、これがきっと。と呟いてから嬉しそうに握った手を軽めに振りながら、名前とさん付けなし…と聞くと素直にそう言って)
「ん、!………麗華…!、…?」
>>78 (八目くん)
「そっかあ…いいなあ、
うん…!でもお母さんは何時だって、頑張ってて……優しくて……え…と…、すごいんだ…、!」
(嬉しそうに話す相手の話を聞き、思い出せるだけの記憶が少ないものの最後に見た母の姿や古い記憶の中の母親を思い出し、自分の頭の中の少ない褒め言葉から一生懸命言葉をひねり出すとそう言って、繰り返し呟く言葉に反応するようにきゅっきゅっと弱く手を握って嬉しさに「ふへへ…」っと力のない笑いを溢し、心が暖かいとか冷たいとかよく分からないけれど体温が伝わり温くなった手は心地よくて微笑みながら摩ってくれる手を包んで)
「……それなら…今はおんなじだね…?…
ほら、手を繋いでくれたおかげで…あったかくなれた……
心がどうとかは…よく分かんないけど。一緒だよ」