隠岐奈
「おっと、誤解してもらっては困る。無理矢理働かせたり、人格そのものを変えたり、苦痛を伴うような奴隷とは少し違う。一日中好きなだけ踊るだけの楽なものだし、不老と不死滓も与えよう。」
隠岐奈は自身の背後に異空間へと繋がる観音開きの緑色の扉を瞬時に生み出し、その扉の向かって左側の縁に腰をかけると、右手をゆっくりと横へ伸ばし、扉の右側を開く……
隠岐奈
「悪い話では無いと思うのだがどうかな?」
開かれた扉の先は奥に純白の光を放つ紫色のブラックホールのような空間が見える。その光を見詰めていると魂まで引きずり込まれてしまうような得体の知れない奇妙な感覚を伴っている……
隠岐奈はこうしてこれまで多くの童子をスカウトして来たのか、我が子になれと勧誘する隠岐奈の顔が背後の扉の先から覗く異界の光に照らされる事で、隠岐奈が放っていた威圧感に近い雰囲気が大きく変わり、人外しか放てない妖艶な雰囲気を放ち、並みの人間では抗えないような不可思議な引力を言葉に含めて問う……
>>蔭枕
>>ナズーリン
・・・・・お、俺は・・・・・
(今までの人生でここまで緊張することは無かった・・・・・
それこそ、こうして勧誘を受けることなどもなかった・・・・・
自分自身というものの主張が弱い生き物であるため、答えを見出そうに見いだせない・・・・・)
>>228 隠岐奈
>>228->>229 隠岐奈、蔭枕さん
ヨボヨボになっても踊るだなんて私なら拒否だろうね。それに弱っちい人間じゃないんだ...なぁ大男
(自身の老けたまま踊る姿を想像し吹き出す)