>>109
ラパンにいちゃん
俺…ずっとずっとにいちゃんのこと探してて…ずっとずっと会いたかった……
(相手のぱっとあげられた顔。兎のような白い髪、自分が知ってる時は違う眼帯を身につけてるもののもう片方で確認できる赤い瞳。
嗚呼、本当に、ずっと、探していた、会いたかった、そんな彼がすぐ近くにいるのだ。
どうやら目の前の彼は自分のことに同じく驚いているように恐る恐るこちらに触れる。その瞬間に先ほどよりもぎゅっと強く抱きしめて相手の首元に顔を埋めて。相手が本物で自分も本物とわかるように再び確認するように。感動に少し自国の色をした瞳に涙を浮かべるものの、このままでは相手も困るだろうとすぐにぱっとしかし距離は変えず体だけ離せば、自分も相手と同じように数年ぶりの全身を見つめ。
少し疲れているようにも見えるし、眼帯をつけているものの、何より元気ではあるようだ。安堵も混ざりながら、先程まで驚きやら感動やらで落ち着かなかった表情をくだけさせて。
ずっと会えなかった相手。目の前にいるのは懐いていたにいちゃんと同時に敵国の軍事隊長ということは知る由もなく、単純な疑問を相手にぶつけて。)
何より元気な姿で会えて良かった!本当に…ずっと探してたんだぜ?俺ね、Snow Whiteの支配者の右腕になるぐらいまで上に上がって…それで、にいちゃんのこと国中探して……うん、まあ、今こうして自分で見つけられてすっげー嬉しい!なぁ、ずっとどこにいたの?
(p:この子はどんだけ他国のこと知らねえんだという突っ込みは置いといて、イヴはラパンさんが裏切って敵国の同じ上層部にいることをわからない設定にしました…!!にいちゃん、どんな関係にするかよろしくね…!)