氷華
「氷とは分子の運動が完全に制止した状況を刺す。
私の異能はそれが相手の異能にまで拡大される。
異能による作用もまた、分子の運動である事に変わりは無いからね?
つまり……私の氷に覆われた時点で内部にあるモノは無力化される。」
氷華によって凍結されたモノはその機能や異能そのものを凍結され、無効化される。最初のように物理特化の外部からの攻撃に対しては通常の氷と大差ない硬度であるため、完全に無敵な異能ではないものの、相手の異能による干渉を阻むと言う強大な異能である事に変わりは無い。
そうこうしている内に、不安の直ぐ傍にまで地面を削り、多くの彼の部下を圧殺しながら迫って来る……
これが八咫烏の中でも最強の実力を誇る氷華の異能。
圧倒的なまでの理不尽の化身のような力ではあるものの、最初の話し合いの際に選択を間違えなければ氷華と戦う事は無かっただろう……
氷華
「ええ、私の決定で間違えた事は無いでしょう?
大義のためにより多くの命を狩り取りなさい。」
不安達が武器にしようとしていたバルーンを逆に此方の武器として利用する中で、やり過ぎても構わないのかと問う緋染に対して、これまでの戦闘や対象の殺害に対して自分が選択ミスした事は無かっただろうと応える。
「SUCCESSFUL...!君のその判断!!!」
「後悔しないように。」
そういうと、どこかから取り出したスケートボードに乗って自転車を担いだままどこかへ行ってしまった...。
【リアルで予定が出来てしまったので一旦離脱してよろしいでしょうか...】