桜空「てめぇの勝手を押し付けてんじゃねぇ!!!!!てめぇさっきの夕渚の言葉聞いてもまだそんなことが言えんのかよ!!!!!てめぇが勝手に周りを避けてるだけだろうが!!!!!夕渚も俺もまだお前のこと見捨てちゃいねぇぞ!!!!!」
(夕渚の想いも、自分の想いも、これだけ想い続けてもまだ氷華には届かないのか、何故わかってくれないのか、意味のない歪んだ正義の遂行の為ならば周りを避けられるのか・・・・・
桜空には理解出来なかった、思いが届かないのが悔しかった、やるせなかった、許せなかった・・・・・)
>>991
氷華
「そうして悪から目を背けるから新たな犠牲者が生まれる……
誰も世界を救わないと言うのなら……私がやるしかない……!」
桜空の落としたペンダントを踏まないようにし、最初に霞鴉が桜空を捕縛した時、それ以降も何度も桜空を殺害できるチャンスがありながら、それを一切する事無く、
氷華
「貴方の考えが正しいと言うのなら……私を倒し、その信念を貫いてみなさい!!」
《ヒュオッ》
氷華は素早く桜空の服の右襟と左裾を掴み、足払いを仕掛けつつ、自身の体を横転させるように動くことで逆に桜空を押し倒して馬乗りになる状態に持ち込もうとする。
氷華の異能は弱体に弱体を重ね、その力は通常の異能レベルにまで低下しているものの、それでも尚、ずば抜けた格闘センスと身体能力を持っている氷華を倒すのは困難だろう……
だが、氷華を呪縛から解放するためには氷華の氷を、氷華の呪縛を全て打ち砕かなくてはならない……